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ベッドメーカー売上ランキング【2026年】日本の主要9社と世界3大ブランドを家具屋が比較

店長
店長

当店のある岐阜県高山市は「飛騨の家具」として全国でも有数の家具の産地です。家具の街で60年以上、家具の専門店として数多くのメーカーを取り扱ってきた当店が、人気のベッド・マットレスメーカーを売上規模から整理してご紹介します。

「ベッドメーカー」には2つの業界がある

ランキングをご覧いただく前に、ひとつだけ。「ベッドメーカー」と呼ばれる会社は、まったく別の2つの業界にまたがっています。ここを知らずに調べ始めると、探しているものが見つからないまま時間だけが過ぎてしまいます。

寝具メーカー木製家具メーカー
主力商品マットレスベッドフレーム
代表的な会社パラマウントベッド/フランスベッド/シモンズ/日本ベッド/ドリームベッド飛騨産業/カリモク家具/常盤家具/ニッポネア/マスターウォール
素材コイル・ウレタン・ファイバー無垢材・突板
売り場寝具店・ベッド専門店家具店
お金を払う対象寝心地・体圧分散素材の質感・デザイン・耐久性

このページでご紹介する売上ランキングは、前者の「寝具メーカー」です。マットレスを主力にしている会社なので、売上規模も大きく、ランキングという形で比較できます。

一方の木製家具メーカーは、ベッドは製品ラインナップのごく一部です。飛騨産業もカリモクも、売上の中心はダイニングやソファ。だから「ベッドの売上ランキング」には出てきません。出てこないから存在しないわけではなく、業界が違うだけです。無垢材のベッドフレームを探している方は、こちらをご覧ください。

▶無垢材ベッドのおすすめ国産3メーカー|価格・すのこ・木目通しを家具屋が比較

日本のベッド・マットレスメーカー 売上ランキング

日本のベッドメーカーは、大手2社が介護・医療用ベッドに非常に強いのが特徴です。世界の3大マットレスであるシーリー・シモンズ・サータも日本で人気ですが、特筆すべきは3社ともライセンス契約で、日本国内に日本人向けのマットレス工場があるという点です。体格が寝心地に直結する商品ですし、輸送費も大きいため、日本人に合ったマットレスを日本で作っています。

会社名従業員数売上参照
パラマウントベッド3,946名990億グループ連結 2023年3月31日現在
フランスベッド1,803人520億グループ連結
シモンズ436人330億23年3月期連結売上高
エアウィーヴ948人217億2022年度売上高
ドリームベッド544人98億主要ブランド:Serta(サータ) 2023年3月 投資家情報
株式会社スリープセレクト350人-主要ブランド:Sealy(シーリー)
日本ベッド185人-メーカーサイト参照
グランツ100人50億(株)グランツグループ売上
アンネルベッド60人15億就活情報 2017年度売上
※各社の公表資料をもとに当店で整理したものです。売上・従業員数は表内に記載の時点のものです。

売上は公表されていませんが、日本で企画しているベッドという意味ではニトリのNスリープシリーズも間違いなく上位に食い込む規模です(生産は海外のものが多いです)。エアウィーヴも比較的新しい会社ですが、東京オリンピックでのブランディングが成功し、急激に売上・ファンを増やしています。他にもネット販売を中心に伸びている会社が、ここ10年でいくつか出てきています。

世界の3大マットレスブランド(3S)

ベッドで寝るという習慣は西洋から来たものですので、世界のマットレスも見ておきましょう。頭文字をとって「マットレスの3S」と呼ばれる3大ブランドがあります。

ブランド名特徴
1Sealy(シーリー)米国シェアNo.1(2020年時点)。世界60ヵ国以上で展開するグローバルブランド
2Simmons(シモンズ)1870年創業。高級ホテルの代名詞ともいえるダブルクッションが有名
3Serta(サータ)全米売上トップクラス。世界27か国で展開

順位は年によって変わりますが、上記の3つが世界的なブランドとして有名です。どれが特に良いとも一概に言いにくいくらい、3社とも品質が高く、販売実績も競り合っています。もちろん3つとも日本でも人気です。

国産マットレス最大手の1つ Serta 特別セール

全米ランキング上位の人気ブランドSerta。日本ではドリームベッドが本国の技術と日本独自の技術をいかして、高品質なマットレスを製造しています。当店でも新作展示に合わせて、現在SALEを開催中です。

サータ(Serta)マットレス特別セール

国産マットレス・ベッドメーカーをおすすめする理由

海外産のマットレスも多いのですが、当店が国産のマットレスをおすすめするのにはいくつか理由があります。

日本人の体格に合っている

一番大きな理由はこれです。西洋人と比較すると背丈も体格も大きく違うので、日本人のために作ってあるというのは非常に重要です。シーリーやシモンズ、サータなどアメリカ発のブランドも、日本で販売するものは日本の会社がライセンス契約し、日本の工場で作っています。

湿気への適応能力が高い

日本は西洋と比較しても湿気が多いのが特徴です。日本に合わせて作った国産マットレスは通気性が高く、日本の湿気にもしっかり対応しています。例えばサータであれば「エアーレット」と呼ばれる通気口が装備されており、高い通気性があります。

なお、通気性はマットレス側だけの問題ではありません。フレーム側がすのこ構造かどうかで、湿気の抜け方は大きく変わります。無垢材のベッドフレームはすのこ構造が基本なので、この点でも国産マットレスと相性が良い組み合わせです。

通気性の高い国産マットレス

輸送費が安い

ここ数年の原油高・円安で、海外製マットレスの輸送費は飛躍的に上がっています。これまでは海外で作ることで費用を抑えられていた部分もありましたが、跳ね上がった輸送費を考えると海外製のメリットは大きく減りました。海外製のマットレスは圧縮して丸めて運びますが、長く使うことを考えると品質には悪影響を与えます。

コイルが上質、縫製が丁寧で、品質が高い

質の高いコイルや中材、そして縫製の細部まで丁寧に仕上げるのが国産マットレスです。海外製でも良いものはありますが、相対的に日本製のマットレスは品質が高いのが特徴です。

マットレスが決まったら、次はフレーム

接客をしていて感じるのは、「マットレスにはこだわったのに、フレームは後回しにしてしまった」という方がとても多いということです。寝心地はマットレスで決まりますが、寝室に入ったときの雰囲気を決めているのはフレームの素材感のほうです。毎日目にするのはこちらです。

ベッドの規格は各社共通なので、マットレスとフレームを同じメーカーで揃える必要はありません。「マットレスは寝具メーカー、フレームは木製家具メーカー」という組み合わせは、当店ではごく普通のご提案です。

当店が扱う無垢材のベッドフレームは、飛騨産業「月光」・常盤家具「クチュリエ」・ニッポネアの3メーカー。シングル15万円前後から、いずれも本物の無垢材を使ったフレームです。価格・すのこの材・保証年数・2台並べたときの「木目通し」まで比較した記事がありますので、あわせてご覧ください。

▶無垢材ベッドのおすすめ国産3メーカー|価格・すのこ・木目通しを家具屋が比較

ベッドメーカーについてよくある質問

「三大ベッドメーカー」とはどこのことですか?
実は文脈によって2通りの使われ方をしています。ひとつは世界的なマットレスブランドを指す「3S」=シーリー(Sealy)・シモンズ(Simmons)・サータ(Serta)。もうひとつは日本国内の大手を指す使い方で、この場合はパラマウントベッド・フランスベッド・シモンズあたりが挙げられます。公式に定義された呼び方ではないため、どちらの意味で使われているかは前後の文脈で判断してください。
ベッドメーカーの「格付け」はどう見ればいいですか?
売上規模だけで良し悪しは決まりません。実務的には次の4つを見ると比較しやすくなります。①売上・生産規模(サポート体制の安定性)②価格帯(どの層に向けて作っているか)③生産国と工場の場所(国内生産か、ライセンス生産か)④保証年数(メーカーが何年責任を持つと言っているか)。とくに④は各社が自分で決めて公表している数字なので、宣伝文句より信頼できる指標です。
なぜ飛騨産業やカリモクは、このランキングに入っていないのですか?
業界が違うためです。このランキングはマットレスを主力とする「寝具メーカー」の売上規模をまとめたもので、飛騨産業やカリモクのような木製家具メーカーは、ベッドが製品ラインナップのごく一部にすぎません。売上の中心はダイニングやソファです。そのため「ベッドの売上」という切り口では出てきませんが、ベッドフレームの品質という点ではまったく別の評価軸になります。無垢材のフレームをお探しの方は、当店の無垢材ベッド比較記事をご覧ください。
マットレスとベッドフレームは、同じメーカーで揃えるべきですか?
揃える必要はありません。ベッドのサイズ規格は各社共通ですので、寝具メーカーのマットレスに木製家具メーカーのフレームを合わせる、という組み合わせで問題ありません。当店でもごく普通のご提案です。ただし通常より長いロングサイズのフレームなど、既製マットレスの選択肢が限られる仕様もあります。その場合はフレームとマットレスをセットで検討する必要があるため、事前にご相談ください。
高級ベッドメーカーはどこですか?
マットレスであれば、シモンズ・日本ベッド・シーリーの上位グレードが高級帯にあたります。フレーム側で言えば、無垢材を使った木製家具メーカー(飛騨産業・カリモク・マスターウォールなど)が高級帯です。ただし「高い=自分に合う」ではありません。マットレスは硬さの好みと体格、フレームは寝室の広さとインテリアの相性で決まります。予算の上限より、実際に横になって選ぶことのほうが大切です。

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