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家具専門店が選ぶ人気・おすすめのベッド・マットレスメーカーと売上ランキング

店長
店長

当店のある岐阜県高山市は「飛騨の家具」として全国でも有数の家具の産地です。家具の街で60年以上、家具の専門店として数多くのメーカーを取り扱ってきた当店が、人気のベッド・マットレスメーカーをご紹介します。

世界の3大マットレス ブランド

ベッドで寝るという習慣は西洋から来たものですので、世界のマットレスからまず見てみましょう。マットレスの3Sと言われる3大ブランドがあります。

  会社名 取扱い品
1 Seally (シーリー) シーリーは米2020年国シェアNo.1、世界60ヵ国以上で展開する、グローバルブランド
2 Simmons (シモンズ) 1870年創業。高級ホテルの代名詞にともいえるダブルクッションが有名。
3 Serta (サータ) 2011年から6年連続ベッド全米売上No.1。世界27か国で展開。

順位は年によって変わりますが、上記の3つが世界的なブランドとして有名です。どれが特に良いとも一概に言いにくいくらい、どれも品質が高く、販売実績なども競っている3大メーカーです。もちろん、3つとも日本でも人気でうs。

日本のマットレスメーカー ランキング

日本のベッドメーカーは大手2社は介護や医療用ベッドが非常に強いのが特徴です。世界の3大マットレスのシーリー、シモンズ、サータも日本でも人気なのですが、特筆すべきは全てライセンス契約で、日本国内に日本人用のマットレス工場があるということです。体格と大きく影響するマットレスですし、輸送費も大きいため、日本人に合ったマットレスを日本で作っています。

会社名 従業員数 売上 参照
パナマウントベッド 3,946名 990億 グループ連結 2023年3月31日現在
フランスベッド 1,803人 520億 グループ連結
シモンズ 436人 330億 23年3月期連結売上高
エアウィーブ 948人 217億 2022年度売上高 
ドリームベッド 544人 98億 主要ブランド:Serta(サータ) 2023年3月 投資家情報
株式会社スリープセレクト 350人 主要ブランド:Seally(シーリー)
日本ベッド 185人 メーカーサイト参照
グランツ 100人 50億 (株)グランツグループ売上
アンネルベッド 60人 15億 就活情報 2017年度売上

売上は公表されてませんが、日本で企画しているベッドという意味ではニトリのNスリープシリーズも間違いなく上位に食い込む売上です。(生産は海外のものが多いです。)エアウィーブも比較的、新しい会社ですが、東京オリンピックでのブランディングが成功し、急激に売上・ファンを増やしています。他にもネット販売を中心に伸びている会社もここ10年でいくつか出てきています。

国産マットレス・ベッドメーカーをおすすめする理由

海外産のマットレスも多いのですが、国産のマットをおすすめするにはいくつか理由があります。

日本人の体格に合っている

一番大きな理由は日本人に合わせて作っているという点です。西洋人と比較すると背や体格が大きく違うので日本人のために作ってあるというのは非常に重要です。シーリーやシモンズ、サータなどのアメリカのベッドも日本で販売するものは日本の会社がライセンス契約し、日本の工場で作っています。

湿気への適応能力が高い

日本は西洋と比較しても湿気が高いのが特徴です。日本に合わせて作った国産マットレスは通気性が高く、日本の湿気にもしっかりと対応しています。例えばサータであれば「エアーレット」と呼ばれる通気口が装備されており、高い通気性があります。

輸送費が安い

ここ数年の原油高、円安で海外製のマットレスの輸送費は飛躍的に上がっています。これまでは海外で作ることで費用を抑えることができている部分もありましたが、跳ね上がった輸送費を考えると海外製のメリットが大きく減ってきました。海外製のマットレスは圧縮して、丸めてもってきますが長く使うことを考えると品質には悪影響を与えます。

コイルが上質、縫製が丁寧で、品質が高い

質の高いコイルやマットレスに入れる中材、また縫製の細部まで丁寧に仕上げるのが国産のマットレスです。海外製でも良いものがありますが、相対的に日本産のマットレスは品質が高いのが特徴です。

 

最後に

いかがでしたか。「国産」と一言で言っても、メーカーやブランドによってその魅力はさまざまです。まずはどんなメーカーがあるかを知るところからマットレス選びの第一歩としてみてはいかがでしょうか。