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ダイニングで使う椅子の選び方・座り心地&おすすめランキング(国産家具)

店長
店長

一日の中で一番身近で、長時間過ごす家具が椅子です。そして家具の中で一番種類が多いのも椅子です。椅子作りは各メーカー・デザイナーのこだわりや技術の粋が集まった家具です。この記事では座り心地について、またお気に入りのダイニングチェアを選ぶポイントを書きました。

またどんな椅子がおススメですかという問い合わせを多くいただきましたので、椅子ランキングもご紹介します。


ダイニングで使う椅子と一言で言っても、実は椅子によって座り心地は全く違います。また感じ方も個人の体格や好みによるところが多いので、千差万別。最終的には実際に座って決めることをおすすめしますが、特に選ぶときにポイントとなるところを紹介します。

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座り心地が良いダイニングチェアとは?

ダイニングチェアは、食事だけでなく、作業や家族での団欒の場として長時間使われることが多いため、座り心地が良いことが大切です。座り心地とは座面が適度な硬さと柔らかさで、腰や背中をしっかりサポートし、圧迫感が少なく長時間座ることにストレスを感じない椅子です。

座り心地の良さを具体的に4つのポイントにまとめてみました。

必要なサポートを与える

椅子は、腰や背中、肩、首など、人体の様々な部分をサポートする必要があります。座面や背もたれの形状、高さ、角度などが適切であれば、体重が均等に分散され、正しい姿勢を保つことができます。

実際に座り、背もたれに持たれて、少し動いた時のフィット感や安心感があるかどうかが大切です。ゆったり座わりたい方はひじ掛けがあるのがおすすめです。

最近では椅子の背もたれは低い方がデザイン的には好まれますが、ある程度の高さがあったほうが長時間座るにはサポートがあり、気持ちがいいです。

腰に負担をかけない


椅子に座るときに腰に負担がかかると、長時間座っていると痛みや不快感が生じます。座面の硬さや柔らかさ、座面の前方に立ち上がる角度、背もたれの傾斜角度などが、腰に負担がかかりにくいように設計されている場合、座り心地が良いといえます。

飛騨産業の「SEOTO-EX」は村上龍氏に「立ち上がりたくない椅子」と形容されたほど。それは計算された座面の後方の立体的な立ち上がりと背もたれの特徴的なカーブによるものです。

圧迫感が少ない


座面に長時間座っていると、血流が悪くなって下半身が痺れたり、冷えたりすることがあります。そのため、座面が圧迫感を与えないように設計されている場合、座り心地が良いといえます。また、座面のサイズや形状が適切であれば、体型に合わせて座ることができ、快適な座り心地を得ることができます。

お尻へのフィット、長時間座っていても疲れにくい


椅子に長時間座っていると、疲れやすくなることがあります。しかし、クッション性が高く、適切な硬さと柔らかさがある場合、長時間座っていても疲れにくい座り心地が得られます。

クッション性の高い布張りの椅子も良いですが、国産の椅子作りが得意なメーカーが作る板座の椅子は座面がおしりに合わせて削ってあり比較的疲れにくいです。座面の形にも是非着目してみてください。

板座と張座については悩む方が多いので別の記事に詳しく書いてあります。

椅子のランキングをいくつかご紹介します。椅子は種類が非常に多いため、いくつかの切り口で紹介します。

アームチェア座り心地ランキング

まずはアームチェアだけに絞った座り心地のランキングです。ゆったり目に座りたい方はこちらを是非ご参考にください。

人気のアームチェアのランキング記事

人気のアームチェアの中で座り心地だけで考えると飛騨産業のSEOTO-EXが1番人気です。

1位. SEOTO-EX  セミアームチェア(張り座)  / 飛騨産業(HIDA)

スタイリッシュなアームと前、横、後ろのどこから見ても美しいシルエットのセミアームチェア。医学的な観点から研究され出来上がった座面は、おしりを優しく包み込む最高の座り心地となっています。

テレビ東京のカンブリア宮殿に特集された際、司会の村上龍さんから「立ち上がりたくない椅子」とも評された人気の椅子です。

  • メーカー 飛騨産業
  • 品番 KX250AN2 / KX250AB2 / KX250AU2
  • 樹種 ホワイトオーク / ビーチ / ウォールナット
  • 定価 84,700~158,400円
  • グッドデザイン賞 受賞

宮崎椅子製作所の椅子ランキング

デザイナーコラボが多く、デザイン性の高さ、それでいて過度なブランディングや営業を控えることで良心的な価格の宮崎椅子製作所の椅子ランキングはこちらです。

宮崎椅子製作所の椅子の中で座り心地という観点で考えると、NO.42が一番人気です。座面がコンパクトなので好みが分かれるのですが、小柄な女性だとbo chairも人気です。お尻にフィットする座面と吸い付くような背面が好きになる方が多いかわいらしい椅子です。

No.42 / 宮崎椅子製作所

デンマークの世界的な家具デザイナー、 カイ ・ クリスチャンセンが1956年にデザインした名作椅子、No.42。エッジの利いたハーフアームがそのまま鮮やかに後ろまで伸びる美しいシルエットと ゆったりとした快適な座り心地。

名作でありながら現在も製造されており、宮崎椅子製作所の努力で比較的手ごろな価格で手に入るのも嬉しい椅子です。

NO.42について詳しく書いた記事はコチラ。
お客様の評判
座り心地
 (5)
デザイン
 (5)
触り心地
 (5)
40代男性
40代男性

デザインの美しさに惹かれ、調べているうちに非常によく作られた椅子ということが分かりました。座ると背面がわずかに動くのですが、その座り心地の良さにも驚きました。間違いない椅子だと思います。

  • メーカー 宮崎椅子製作所
  • 品番 No.42
  • 樹種 ブナ / レッドオーク / アッシュ / ケヤキ / ブラックチェリー / ナラ / ウォールナット
  • 定価 87,000円~
  • デザイナー:カイ・クリスチャンセン

飛騨産業(HIDA)の椅子ランキング

「立ち上がりたくない椅子」と称されるCRESCENTやSEOTO-EXなど座り心地と高いデザイン性を備えた飛騨産業。アームチェアランキングで1位のSEOTO-EXを除いて、飛騨の家具らしい板座の椅子で考えると、CRESCENTが人気です。

CRESCENT  アームチェア(板座)  / 飛騨産業(HIDA)

発売から20年以上たっても色あせないデザインと座り心地。2024年には布張りタイプがリニューアルし、新たなファンも増えてきた椅子です。

「立ち上がりたくない」椅子とも言われる抜群の座り心地と、丸いアームが特徴の椅子。肘を乗せると思わず握りたくなるアームは触り心地もなめらかです。座繰り加工が施された座面は、板座ながらも堅さを感じません。

飛騨の匠の技を活かした「曲木」を使用し、丸みを帯びた滑らかなデザインも魅力です。包み込まれるようなフィット感が得られます。

お客様の評判
座り心地
 (5)
デザイン
 (5)
触り心地
 (5)
40代男性
40代男性

見た目の良さはもちろんなんですが、座ったときのフィット感が最高でした。板座ですが長時間座っても痛くならないのは職人さんの技術の高さを感じました。個人的にはアームの触り心地が気に入っています。

  • メーカー 飛騨産業
  • 品番 SG261A / SG261AB / SG261AU / SG262A /SG261AJ
  • 樹種 ホワイトオーク / ビーチ/ウォールナット / ツートン(ホワイトオーク×ウォールナット) / ツートン(ビーチ×スギ圧縮板目材)
  • 定価 82,500~103,400円

ナガノインテリアの椅子ランキング

グッドデザイン賞も多数受賞。木製ながら軽快なデザインで人気な福岡の家具メーカーです。デザイン性と使いやすさを兼ね備えた人気メーカーです。対応できる樹種も多いのも特徴です。

軽快で高いデザイン性の椅子は人気です。国産トップメーカーの中では比較的安価な価格帯なのも選ばれる安いポイントです。

ダイニングチェアを選ぶ際に座り心地以外に気にするポイント

使い勝手がよい


座り心地以外にも大事になるのが使い勝手。ダイニングチェアは、食事以外にも、作業をするために使用することもあるため、使い勝手が良いことが求められます。例えば、軽量で持ち運びがしやすい、スタッキングができる、収納がしやすい、また、座面の高さが調整できるなどの機能があると、より使い勝手が良くなります。

軽さと小ささが人気のコブリナ

毎日の掃除で椅子を動かすのが大変という方は軽量な椅子をおすすめします。また布張りの生地も掃除がしやすいものなど機能性が高いと使い勝手がよくなります。

デザイン性が高い


ダイニングチェアは、ダイニングルームなどのインテリアにも合わせる必要があります。そのため、デザイン性が高く、様々なスタイルにマッチするものが好まれます。また、色や素材も、ダイニングルームの雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。

飛騨産業のSEOTO

後ろから見た姿、横から見た姿に一目ぼれした椅子があれば、是非その椅子に座ってみてください。最近はリビングとダイニングが一体になり、リビングから眺めた景色なども是非気にしてみてください。

耐久性がある


ダイニングチェアは、毎日のように使用されるため、耐久性があることが求められます。素材や構造が強固で、長期間使用しても変形や傷みが少ないものを選びましょう。正しい使い方をすれば、ちゃんとした国産家具であれば20年、30年と使うことも可能です。(ただ布張りの椅子は毎日使うと10年程度で座面がヘタってきます。)

一生モノの椅子を是非お選び下さい。

メンテナンスが簡単である


ダイニングチェアは、食事をする場所で使用されるため、汚れがつきやすくなります。そのため、メンテナンスが簡単で、汚れが落ちやすい素材や、洗濯可能なカバーがあるものが好まれます。特に小さいお子様がいらっしゃる場合は気になさる方が多いかもしれません。

以上のように、ダイニングチェアは、座り心地、使い勝手、デザイン性、耐久性、メンテナンス性など、様々な条件が求められます。それぞれの条件をバランスよく兼ね備えた、自分に合ったダイニングチェアを選ぶことが大切です。

今回書いたポイント以外にもアームチェアの持ち手の気持ち良さが忘れられずに、椅子を選ぶ人もいます。

ファンが多い飛騨産業CRESCENTのアーム

冒頭にも書きましたが、実際に座ってみることが大切です。実際に座り、触ったときの自分の感覚を信じて、是非お気に入りの椅子を見つけてみてください。