【お知らせ】国産家具 歳末SALE開催 ~12月28日まで

ダイニングで使う椅子の選び方

店長
店長

家具の中で一番種類が多いのが椅子かもしれません。一日の中で一番身近で、長時間過ごす椅子。また椅子作りは各メーカー・デザイナーのこだわりや技術の粋が集まった家具です。この記事ではお気に入りのダイニングチェアを選ぶポイントを書きました。


椅子選びは個人の体格や好みによるところが多いので、千差万別。最終的には実際に座って決めることをおすすめしますが、特に選ぶときにポイントとなるところを紹介します。

座り心地が良い

ダイニングチェアは、食事だけでなく、作業や家族での団欒の場として長時間使われることが多いため、座り心地が良いことが大切です。座面が適度な硬さと柔らかさで、腰や背中をしっかりサポートし、圧迫感が少ないものが好まれます。

では、座り心地が良いとはどういうことなんでしょうか。さらに4つのポイントにまとめてみました。

必要なサポートを与える

椅子は、腰や背中、肩、首など、人体の様々な部分をサポートする必要があります。座面や背もたれの形状、高さ、角度などが適切であれば、体重が均等に分散され、正しい姿勢を保つことができます。

実際に座り、背もたれに持たれて、少し動いた時のフィット感や安心感があるかどうかが大切です。ゆったり座わりたい方はひじ掛けがあるのがおすすめです。

腰に負担をかけない


椅子に座るときに腰に負担がかかると、長時間座っていると痛みや不快感が生じます。座面の硬さや柔らかさ、座面の前方に立ち上がる角度、背もたれの傾斜角度などが、腰に負担がかかりにくいように設計されている場合、座り心地が良いといえます。

飛騨産業の「SEOTO-EX」は村上龍氏に「立ち上がりたくない椅子」と形容されたのは計算された座面の後方の立体的な立ち上がりと背もたれの特徴的なカーブによるものです。

圧迫感が少ない


座面に長時間座っていると、血流が悪くなって下半身が痺れたり、冷えたりすることがあります。そのため、座面が圧迫感を与えないように設計されている場合、座り心地が良いといえます。また、座面のサイズや形状が適切であれば、体型に合わせて座ることができ、快適な座り心地を得ることができます。

長時間座っていても疲れにくい


椅子に長時間座っていると、疲れやすくなることがあります。しかし、クッション性が高く、適切な硬さと柔らかさがある場合、長時間座っていても疲れにくい座り心地が得られます。

板座の椅子でも座面がおしりに合わせて削ってあるものは比較的疲れにくいです。座面の形にも是非着目してみてください。

使い勝手がよい


ダイニングチェアは、食事以外にも、作業をするために使用することもあるため、使い勝手が良いことが求められます。例えば、軽量で持ち運びがしやすい、スタッキングができる、収納がしやすい、また、座面の高さが調整できるなどの機能があると、より使い勝手が良くなります。

軽さと小ささが人気のコブリナ

毎日の掃除で椅子を動かすのが大変という方は軽量な椅子をおすすめします。また布張りの生地も掃除がしやすいものなど機能性が高いと使い勝手がよくなります。

デザイン性が高い


ダイニングチェアは、ダイニングルームなどのインテリアにも合わせる必要があります。そのため、デザイン性が高く、様々なスタイルにマッチするものが好まれます。また、色や素材も、ダイニングルームの雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。

飛騨産業のSEOTO

後ろから見た姿、横から見た姿に一目ぼれした椅子があれば、是非その椅子に座ってみてください。最近はリビングとダイニングが一体になり、リビングから眺めた景色なども是非気にしてみてください。

耐久性がある


ダイニングチェアは、毎日のように使用されるため、耐久性があることが求められます。素材や構造が強固で、長期間使用しても変形や傷みが少ないものを選びましょう。正しい使い方をすれば、ちゃんとした国産家具であれば20年、30年と使うことも可能です。(ただ布張りの椅子は毎日使うと10年程度で座面がヘタってきます。)

メンテナンスが簡単である


ダイニングチェアは、食事をする場所で使用されるため、汚れがつきやすくなります。そのため、メンテナンスが簡単で、汚れが落ちやすい素材や、洗濯可能なカバーがあるものが好まれます。

以上のように、ダイニングチェアは、座り心地、使い勝手、デザイン性、耐久性、メンテナンス性など、様々な条件が求められます。それぞれの条件をバランスよく兼ね備えたダイニングチェアを選ぶことが大切です。

今回書いたポイント以外にもアームチェアの持ち手の気持ち良さが忘れられずに、椅子を選ぶ人もいます。

ファンが多い飛騨産業CRESCENTのアーム

冒頭にも書きましたが、実際に座ってみることが大切です。実際に座り、触ったときの自分の感覚を信じて、是非お気に入りの椅子を見つけてみてください。