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【保存版】ダイニングチェアおすすめランキング|座り心地で選ぶ国産ブランド

店長
店長

ダイニングチェアって、「座ってみないと分からない」家具の代表です。
どれも似たように見えても、座り心地には驚くほど差があります。
私たちは毎日、いろんな国産チェアに触れて、お客様の声もたくさん聞いてきました。
この記事では、その中でも「これは座り心地がいい!」と自信を持っておすすめできる椅子を厳選してご紹介します。


毎日使う椅子だからこそ、大事なのは座り心地。
本記事では、家具店のプロが実際に試して、お客様からの評判も高い国産ダイニングチェアを厳選。
選び方のコツや、体に合う椅子を見つけるポイントも合わせてご紹介します。

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座り心地の良いダイニングチェアとは?

一見するとどれも似て見えるダイニングチェアですが、座り心地には意外と大きな差があります。
その違いは、以下のような要素によって生まれます:

  • 背もたれの角度や高さ:背中のフィット感や支え方が変わります
  • 座面の硬さや形状:クッション性やお尻の安定感に影響します
  • 座面の奥行き:深く腰をかけられるかどうかがポイント
  • 肘掛けの有無:くつろぎ感が増すか、動きやすさを優先するか

また、以下のような「人によって感じ方が違う」点も重要です:

  • 体格(背の高さや骨格)
  • 座る時間(長時間 or 食事だけ)
  • 姿勢のくせ(浅く腰かける/深くもたれるなど)

家具店でも「これは見た目以上にラク!」「思ったより背中が浮く」など、実際に座って初めて気づくことがたくさんあります。

だからこそ、座り心地の良さは“数値”ではなく、“体との相性”。
後半のパートでは、その見極め方を具体的にご紹介します。

アームチェア座り心地ランキング

まずはアームチェアだけに絞った座り心地のランキングです。ゆったり目に座りたい方はこちらを是非ご参考にください。

人気のアームチェアのランキング記事

人気のアームチェアの中で座り心地だけで考えるとやはり飛騨産業のSEOTO-EXが1番人気です。座ったときの安心感、腰部から背面のホールド感が最高です。それでいて見た目に野暮ったさがなく、スタイリッシュなのも人気のヒミツです。

1位. SEOTO-EX  セミアームチェア(張り座)  / 飛騨産業(HIDA)

スタイリッシュなアームと前、横、後ろのどこから見ても美しいシルエットのセミアームチェア。医学的な観点から研究され出来上がった座面は、おしりを優しく包み込む最高の座り心地となっています。

テレビ東京のカンブリア宮殿に特集された際、司会の村上龍さんから「立ち上がりたくない椅子」とも評された人気の椅子です。

  • メーカー 飛騨産業
  • 品番 KX250AN2 / KX250AB2 / KX250AU2
  • 樹種 ホワイトオーク / ビーチ / ウォールナット
  • 定価 84,700~158,400円
  • グッドデザイン賞 受賞

宮崎椅子製作所の椅子ランキング

デザイナーコラボが多く、デザイン性の高さ、それでいて過度なブランディングや営業を控えることで良心的な価格の宮崎椅子製作所の椅子ランキングはこちらです。

宮崎椅子製作所の椅子の中で座り心地という観点で考えると、NO.42が一番人気です。座面がコンパクトなので好みが分かれるのですが、小柄な女性だとbo chairも人気です。お尻にフィットする座面と吸い付くような背面が好きになる方が多いかわいらしい椅子です。

No.42 / 宮崎椅子製作所

デンマークの世界的な家具デザイナー、 カイ ・ クリスチャンセンが1956年にデザインした名作椅子、No.42。エッジの利いたハーフアームがそのまま鮮やかに後ろまで伸びる美しいシルエットと ゆったりとした快適な座り心地。

名作でありながら現在も製造されており、宮崎椅子製作所の努力で比較的手ごろな価格で手に入るのも嬉しい椅子です。

NO.42について詳しく書いた記事はコチラ。
お客様の評判
座り心地
 (5)
デザイン
 (5)
触り心地
 (5)
40代男性
40代男性

デザインの美しさに惹かれ、調べているうちに非常によく作られた椅子ということが分かりました。座ると背面がわずかに動くのですが、その座り心地の良さにも驚きました。間違いない椅子だと思います。

  • メーカー 宮崎椅子製作所
  • 品番 No.42
  • 樹種 ブナ / レッドオーク / アッシュ / ケヤキ / ブラックチェリー / ナラ / ウォールナット
  • 定価 87,000円~
  • デザイナー:カイ・クリスチャンセン

飛騨産業(HIDA)の椅子ランキング

「立ち上がりたくない椅子」と称されるCRESCENTやSEOTO-EXなど座り心地と高いデザイン性を備えた飛騨産業。アームチェアランキングで1位のSEOTO-EXに次いでとなるとCRESCENTが人気です。特に板座のアームチェアが人気です。SEOTOとは特にデザインが異なり、三日月を模した丸みを帯びたデザインが特徴です。

CRESCENT  アームチェア(板座)  / 飛騨産業(HIDA)

発売から20年以上たっても色あせないデザインと座り心地。2024年には布張りタイプがリニューアルし、新たなファンも増えてきた椅子です。

「立ち上がりたくない」椅子とも言われる抜群の座り心地と、丸いアームが特徴の椅子。肘を乗せると思わず握りたくなるアームは触り心地もなめらかです。座繰り加工が施された座面は、板座ながらも堅さを感じません。

飛騨の匠の技を活かした「曲木」を使用し、丸みを帯びた滑らかなデザインも魅力です。包み込まれるようなフィット感が得られます。

椅子のランキングをいくつかご紹介します。椅子は種類が非常に多いため、いくつかの切り口で紹介します。

お客様の評判
座り心地
 (5)
デザイン
 (5)
触り心地
 (5)
40代男性
40代男性

見た目の良さはもちろんなんですが、座ったときのフィット感が最高でした。板座ですが長時間座っても痛くならないのは職人さんの技術の高さを感じました。個人的にはアームの触り心地が気に入っています。

  • メーカー 飛騨産業
  • 品番 SG261A / SG261AB / SG261AU / SG262A /SG261AJ
  • 樹種 ホワイトオーク / ビーチ/ウォールナット / ツートン(ホワイトオーク×ウォールナット) / ツートン(ビーチ×スギ圧縮板目材)
  • 定価 82,500~103,400円

ナガノインテリアの椅子ランキング

グッドデザイン賞も多数受賞。木製ながら軽快なデザインで人気な福岡の家具メーカーです。デザイン性と使いやすさを兼ね備えた人気メーカーです。対応できる樹種も多いのも特徴です。

軽快で高いデザイン性の椅子は人気です。国産トップメーカーの中では比較的安価な価格帯なのも選ばれる安いポイントです。

ナガノインテリアの座り心地が良い椅子といえば、DC354です。こちらの特にミドルサイズがほど良くゆったりしており、おすすmです。

DC354 アームチェア

背もたれ~アームのラインが美しく、座った時も優しく体を包み込みます。後ろからの丸みのある椅子の表情も人気のヒミツです。座面が少し丸く凹んでおり、座りやすさをアップしてくれます。

DC354
KC354 ワイドタイプ
  • 樹種 レッドオーク / ウォールナット / ホワイトオーク / ブラックチェリー / ハードメープル
  • 定価 53,460~70,400円
  • 高さオーダー SH41~47cm(1cm刻み) ※ワイドタイプはSH36~45cm

座り心地のチェックポイントは?【選び方ガイド】

座り心地とは座面が適度な硬さと柔らかさで、腰や背中をしっかりサポートし、圧迫感が少なく長時間座ることにストレスを感じない椅子です。

座り心地の良さは“なんとなくの感覚”で決まりそうに思えますが、実はしっかり見れば、違いの理由がちゃんとあります。

ここでは、家具店として日々多くの椅子に触れている私たちが「ここを見れば、座り心地の違いが分かる」というポイントを、わかりやすくご紹介します。

✅ 座面の素材と形状


まずは座ったときに最初に感じる「お尻の当たり方」。座面の素材や構造が、座り心地を大きく左右します。

  • 張座(クッションあり):柔らかく、長時間でも疲れにくい。布地やレザーなど素材の質感もポイント。
  • 板座(木のみ):やや硬めだが、彫りが深く体に合えば心地よさ抜群。経年変化も楽しめます。
  • 座ぐりの深さ:彫りの形状によってお尻のフィット感が変わり、姿勢の安定感に差が出ます。

クッション性の高い布張りの椅子も良いですが、国産の椅子作りが得意なメーカーが作る板座の椅子は座面がおしりに合わせて削ってあり比較的疲れにくいです。板座の椅子は技術の差が出やすいパーツですので、是非、実際に座ってみてください。

✅ 背もたれの角度・高さ

一見地味に思える部分ですが、実は「背中の気持ちよさ」に直結するのが背もたれ。角度や高さの違いで、疲れやすさが変わります。

  • やや後傾した背もたれは、背中を自然に預けられてリラックスしやすいです。
  • 高めの背もたれは背中全体を支え、長時間座っても快適。
  • 低めの背もたれは圧迫感が少なく、軽やかな印象で立ち座りもしやすいです。

最近では椅子の背もたれは低い方がデザイン的には好まれますが、ある程度の高さがあったほうが長時間座るにはサポートがあり、気持ちがいいです。

✅ アーム(肘掛け)の有無

アーム付きかどうかは「くつろぎたい派」か「動きやすさ重視派」かで分かれます。最近では両方のいいところを撮った、セミアームタイプの椅子も人気です。

  • アームレス:省スペースで出入りしやすく、テーブル下にも収まりやすい。
  • アームチェア:肘を置いてゆったりでき、姿勢を安定させやすい。

✅ 腰に負担をかけない


長時間座るとどうしても腰に負担がかかりやすくなります。。座面の硬さや柔らかさ、座面の前方に立ち上がる角度、背もたれの傾斜角度などが、腰に負担がかかりにくいように設計されている場合、座り心地が良いといえます。

飛騨産業の「SEOTO-EX」は村上龍氏に「立ち上がりたくない椅子」と形容されたほど。それは計算された座面の後方の立体的な立ち上がりと背もたれの特徴的なカーブによるものです。腰部の包み込まれたような感触はまさに立ち上がりたくない安心感があります。

✅ 全体のフィット感


最終的にはスペックより“体との相性”がすべて。自分の体に自然に沿うかどうかを確かめましょう。

座面に長時間座っていると、血流が悪くなって下半身が痺れたり、冷えたりすることがあります。そのため、座面が圧迫感を与えないように設計されているものは座り心地が良いといえます。最近では同じシリーズの椅子でもミドルサイズなど幅が広めのタイプを展開しているメーカーもあります。

  • 座った瞬間、「しっくりくる」と感じるかが大切。
  • 背中・お尻・太ももがすべて気持ちよく支えられるかどうかで、疲れにくさは変わります。

ひとつひとつの要素も大事ですが、最終的には“全体として体に合っているか”が何よりも大切。
実際に座ってみることで、カタログでは分からないフィット感の違いに気づけます。

ダイニングチェアを選ぶ際に座り心地以外に気にするポイント

使い勝手がよい


座り心地以外にも大事になるのが使い勝手。ダイニングチェアは、食事以外にも、作業をするために使用することもあるため、使い勝手が良いことが求められます。例えば、軽量で持ち運びがしやすい、スタッキングができる、収納がしやすい、また、座面の高さが調整できるなどの機能があると、より使い勝手が良くなります。

軽さと小ささが人気のコブリナ

特に軽さは特に重要視されるポイントです。座り心地が高いSEOTO-EXの唯一の欠点は重いことです。椅子の軽さを重要視される方は是非こちらの記事も読んでみてください。

毎日の掃除で椅子を動かすのが大変、高齢で重たいものが持てないという方は軽量な椅子をおすすめします。また布張りの生地も掃除がしやすいものなど機能性が高いと使い勝手がよくなります。

デザイン性が高い


ダイニングチェアは、ダイニングルームなどのインテリアにも合わせる必要があります。そのため、デザイン性が高く、様々なスタイルにマッチするものが好まれます。また、色や素材も、ダイニングルームの雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。

飛騨産業のSEOTO

後ろから見た姿、横から見た姿に一目ぼれした椅子があれば、是非その椅子に座ってみてください。最近はリビングとダイニングが一体になり、リビングから眺めた景色なども是非気にしてみてください。

耐久性がある


ダイニングチェアは、毎日のように使用されるため、耐久性があることが求められます。素材や構造が強固で、長期間使用しても変形や傷みが少ないものを選びましょう。正しい使い方をすれば、ちゃんとした国産家具であれば20年、30年と使うことも可能です。(ただ布張りの椅子は毎日使うと10年程度で座面がヘタってきます。)

一生モノの椅子を是非お選び下さい。

メンテナンスが簡単である


ダイニングチェアは、食事をする場所で使用されるため、汚れがつきやすくなります。そのため、メンテナンスが簡単で、汚れが落ちやすい素材や、洗濯可能なカバーがあるものが好まれます。特に小さいお子様がいらっしゃる場合は気になさる方が多いかもしれません。

以上のように、ダイニングチェアは、座り心地、使い勝手、デザイン性、耐久性、メンテナンス性など、様々な条件が求められます。それぞれの条件をバランスよく兼ね備えた、自分に合ったダイニングチェアを選ぶことが大切です。

今回書いたポイント以外にもアームチェアの持ち手の気持ち良さが忘れられずに、椅子を選ぶ人もいます。

ファンが多い飛騨産業CRESCENTのアーム

Q&A 椅子選びでよくある質問


板座と張座、どちらが座り心地がいいですか?
張座(クッションあり)は柔らかく、長時間座る方に人気です。
一方、板座(木のみ)はやや硬めですが、座ぐり加工が体に合えば、安定感のある座り心地が得られます。(驚くほど座りやすい板座もあります。)張座は生地の質感やクッションのへたりもポイント。板座は経年変化や木の感触を楽しみたい方におすすめです。
座面の高さはどれくらいがちょうどいいですか?
一般的には座面高42~45cmが標準で、テーブル高(約70cm)との相性が良いです。
ご自身の身長や座る姿勢にもよりますが、「座ったときに足の裏がしっかり床につくこと」が大切なポイントです。既存のテーブルに合わせる際は、テーブルの高さとバランスも気を付けましょう。
ダイニングチェアに肘掛けは必要ですか?
不要です。ただ肘掛けがあると、姿勢が安定し、ゆったりとした座り心地になります。
ただし、出入りがしづらくなったり、テーブルの下に収まりにくいこともあるため、限られたスペースではアームレスが便利です。
ダイニングチェアの重さって気にした方がいい?
出し入れや掃除のしやすさを考えると、椅子の重さも重要な要素です。
特に毎日動かすなら、軽めの椅子が使いやすく、高齢の方やお子様がいる家庭では負担の少ないタイプが好まれます。意外と重い椅子はストレスにつながります。
食べこぼしや汚れが気になるけど、張地は布でも大丈夫?
撥水加工のあるファブリックや、カバーリング仕様の張地なら安心です。
合皮素材を選べば、サッと拭くだけでお手入れしやすく、小さなお子様がいるご家庭でも使いやすいです。
人気の椅子って、どれくらい納期がかかりますか?
ブランドや注文状況にもよりますが、国産のダイニングチェアは1〜2か月程度かかるのが一般的です。
セミオーダーや張地指定がある場合は、さらに1〜2週間延びることもあります。
お引越しや模様替えのタイミングが決まっている場合は、早めのご相談をおすすめします。

まとめ|迷ったらまずは座ってみる&専門店に相談を


座り心地の良いダイニングチェアは、数字や見た目ではなかなか判断しにくいもの。
だからこそ、気になる椅子が見つかったら、ぜひ一度「実際に座ってみる」ことをおすすめします。

私たち家具専門店では、実物を試せる展示や、テーブルとの相性をふまえたご提案も行っています。
お客様の体格や暮らし方、お部屋の雰囲気に合わせて、最適な一脚をご紹介することができます。

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長く使う椅子だからこそ、納得して選ぶ。そのお手伝いを、私たちが全力でいたします。