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ブラックチェリー材の色の特徴や経年変化|おすすめの家具メーカーについて

ほど良い高級感と温かみのある色や経年変化など魅力が多いチェリー材。ただ希少な材なので扱っている家具メーカーが少ないのも事実。この記事ではチェリー材自体の特徴と、おすすめの家具メーカー、またチェリー材の家具の組合せのポイントなどご紹介します。

チェリー材の色の特徴は?

高級家具によく使われるブラックチェリー材は、北米原産のバラ科の広葉樹です。アメリカンブラックチェリーとも呼ばれます。チェリーと名前が付きますので、サクランボのような大きな黒い実がつきます。家具において「チェリー材」と呼ばれるものと「ブラックチェリー材」と呼ばれるものは基本的には同じもの考えて頂いて問題ありません。

色と木目の特徴

分かりやすいのでブラックチェリーのダイニングテーブルの上に家具の板見本を置いて他の材と比較してみました。ブラックチェリー材の色味はオレンジがかった茶色です。ウォールナットと比較されることも多いですが、ウォールナットの方が濃い茶褐色です。

ブラックチェリー材の奥深く飴色のような艶感のある茶褐色

他の木とは色味が違うためダイニングはテーブルも椅子もチェリーでそろえる方が多いです。


ブラックチェリー材は木材自身が持つ適度な油分が自然な艶感を出し、色味の濃淡が奥深さを感じさせてくれます。表面には頻繁に美しい杢目(もくめ)が見られ、波状や虎の毛皮のような無垢材特有の美しい杢目が不規則に現れます。

ブラックチェリー材の経年変化について

ブラックチェリー材の特徴でもあり魅力は「大きな経年変化」です。

ブラックチェリーは使い方にもよりますが1-2年で経年変化で目に見える変化が感じられます。家具として仕上げては少し桃色がかったオレンジ色をしていますが、紫外線の影響により艶感が増し、濃い赤褐色に大きく変化していくのが特徴です。

ウォールナットと比べると、ウォールナットは段々明るく、チェリーは段々色が濃くなります。一式そろえることで少しずつ色が濃くなり、暮らしに馴染んでくるのも人気のヒミツです。

チェリー材のおススメ家具メーカーは?

色んな国産メーカーが扱っている定番の樹種といえばオーク、ウォールナット。実はチェリー材の家具を扱っているメーカーはあまり多くありません。経年変化が大きく、他の材と比べると色味の違いが大きいので、テーブルも椅子も同じ樹種、メーカーでそろえるのがおすすめです。ある程度バリエーションが揃っているおススメのメーカーは以下の2メーカーです。

ナガノインテリア

椅子、ダイニングテーブル、ソファと全てが揃うのがナガノインテリアです。ナガノインテリアは日本を代表する家具メーカーですが、すべての家具が完全受注生産で、基本的にどのシリーズも「ブラックチェリー」を選ぶことが可能です。塗装もオイルとウレタン塗装が選べます。

宮崎椅子製作所

次におススメが椅子専門の宮崎椅子製作所です。(いくつかソファ、ダイニングテーブルもあります。)有名デザイナーと作る椅子は国内外から評価が高く、数多くのデザイン賞を受賞しております。

宮崎椅子製作所も全ての椅子が完全受注生産で、ブラックチェリー材を選んで頂くことが可能です。ダイニングテーブルの種類が少ないため、宮崎椅子製作所の椅子にナガノインテリアのテーブルを合わせる方も多くいらっしゃいます。当店でもこの組み合わせで展示をしておりますが、色味はほぼ同じです。

最後に

いかがでしたでしょうか。一目ぼれする人が多いチェリー材。独特な温かみと高級感、そして使うほどに経年変化で愛着が湧いてくるブラックチェリー材。気になる方は是非お気軽にご相談ください。

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