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足を伸ばせるソファの選び方|後悔しないサイズ基準とおすすめ国産ソファ

ソファに腰をおろしたら、足を伸ばしてゆったりくつろぎたい——。
そんな願いを叶えるには、じつは奥行きよりも、カウチやオットマンなど“足を伸ばすためのスペース”をどう確保するかが決め手になります。

この記事では、家具店として多くのご相談を受けてきた経験をもとに、
足を伸ばせるソファ選びで本当に見るべきサイズ基準と、
後悔しがちなポイントをシンプルにまとめました。どんなソファが自分の生活にフィットするのか、判断しやすくなるはずです。

最後に、足を伸ばしやすい国産ソファも紹介します。

足を伸ばせるソファの選び方の基本|まず「どう伸ばすか」と必要サイズを押さえる

足を伸ばしてくつろぐと言っても、人によって姿勢はまったく違います。
まず “自分がどう伸ばしたいのか” を決めると、選ぶべきソファのサイズが一気に絞れます。

大きく分けると、この2タイプです。

正面にまっすぐ伸ばす(カウチ・オットマン派)

ソファに座ったまま、前に足を投げ出すスタイル。
一般的ないわゆるカウチソファや、オットマンを前に置く座り方がこれにあたります。

浜本工芸NO5850

● 必要なサイズ基準

足を伸ばす快適さは、座面奥行きではなく “足を置くスペースの広さで決まります。まず押さえるべきは、この2つのサイズだけ。

カウチ部分の長さ:最低でも約150cm、ゆったりなら160〜170cm以上
 → この長さがあると、膝が落ちず、横になった時も“寝転びスペース”になる。

オットマンの奥行き:50〜60cm以上
 → 足を載せても膝が浮かず、体格差があっても調整しやすい。

● 合うタイプ

  • カウチソファ
     → 正面に伸ばすなら最も扱いやすい
  • オットマン+ソファ
     → レイアウト自由/体格差にも強い

● 注意点

  • カウチは置き場所が固定される(左右の選択が必要)
  • 動線を邪魔しやすい
  • 家族で「カウチの取り合い」が起きがち

横向きにゴロッとする(寝転び派)

横向きに体を預けてくつろぎたい場合、優先すべきは 幅 × アーム形状
横向き姿勢は、体を長辺方向に使うため、幅が足りないと姿勢そのものが成立しません。

フランネルソファのSARAH

● 必要なサイズ基準

  • 2.5P(160cm前後)〜:多くの人が横になれる
  • 3P(180cm前後)〜:ゆとり十分

身長によっては必要な幅が変わってきますので、目安としてください。また、奥行きは“快適さを調整する要素”で、55〜60cmあれば横向きでも体を預けられます。

● アーム形状はもっと重要

  • 低くて平らなアーム → 枕として最適
  • アームレス → 横向き自由度が高い
  • 高いアーム → 頭が持ち上がり、首が疲れやすい
お昼寝にぴったりのフランネルソファのシエスタはアームがちょうど枕に

横向き派は「奥行き」よりも、幅のゆとり × アームの形状 が満足度を左右します。特に同じ幅でもアームの有無や形状によっては寝っ転がれない場合もありますので、お気を付けください。

カウチとオットマン、どっちが合う?部屋と暮らしで選ぶポイント

カウチとオットマンはどちらも「足を伸ばす」には便利。
ただし 部屋の形・動線・家族構成 によって向き不向きがはっきり出ます。

カウチが合うのはこんな場合

カウチソファは憧れの存在ですが、実際には大きく場所を取るのも事実。
そのため、カウチが本当に力を発揮するのは、自分が使う時間が長く、部屋の動線にも余裕がある場合に限られます。

特に飛騨産業の静穏のような木フレームがしっかりしたタイプのソファはゆとりのある空間の方が見た目も良い印象があります。

飛騨産業の静穏

● カウチの弱み(後悔ポイント)

  • ソファ自体が大きく引っ越し・模様替えで合わなくなる
  • 左右の向きが固定で融通が利かない
  • 動線を塞ぎやすい
  • カウチスペースが人気で取り合いに

実際に部屋に置いてみると思った以上に大きかった、カウチ位置を左右間違えたなどないように十分にお気を付けください。

オットマンが合うのはこんな場合

賃貸や1LDKなど部屋にゆとりがない場合や、模様替え・レイアウト変更をよくする暮らしだと、必要なときだけ前に出せて、不要なときは脇に避けられるオットマンの“融通の利きやすさ”が圧倒的にメリットになります。

オットマンを来客用の追加のスツール的に使いこともできるのも便利です。意外と使い勝手のいいオットマンタイプも是非ご検討ください。

おすすめの足が伸ばせる国産ソファ

 ここまで足が伸ばせるについてご紹介しましたが、実際にどんなソファがあるのか気になる方も多いと思います。

当店で扱っている国産家具の中から、実際にご家庭で選ばれている人気モデル をいくつかご紹介します。

飛騨産業 森のことば

画像はソファ+カウチ

飛騨産業の森のことばは、ゆったりめの奥行きとフラットな座面で、足を伸ばしてくつろぎたい方におすすめのソファです。カウチやスツールを組み合わせることで正面にまっすぐ足を伸ばしたり、横になってゴロッと寝転んだりと、1台でいろいろな体勢を受け止めてくれます。

  • 座面の幅:約224cm
  • 座面の長さ:約152cm(背クッションあり 約132cm)

※2P片肘付き(幅169)+カウチ(幅80)で測定。

カウチの座面は約152cmと長め。肘の高さが控えめなので、クッションを添えれば横になったときも当たりが気にならず、快適に寝転がれます。肘の有無やソファの幅でいくつかサイズ展開があるのでお部屋の大きさに合わせて選ぶことも可能です。


商品の概要

  • サイズ:
    ソファ W88/147.5/169/194×D84×H67.5 SH36 AH39
    カウチ W80×D162×H67.5 SH36
    スツール W80×D54×H36
  • 樹種:ホワイトオーク(節入り) / ウォルナット(節入り)
  • 価格帯:ソファ 約20~58万円/カウチ 約31~50万円/スツール 約11~19万円

ナガノインテリア LC034(D950タイプ)

画像はソファ+カウチ

LC034は座面の奥行きと横幅にゆとりがあり、深く腰掛けたまま自然に足を投げ出せるソファです。フェザー入りの贅沢なクッションは寝転がるのにもぴったり。サイズが豊富なので、自由に組み合わせて家族それぞれが好きな姿勢でリラックスできます。

  • 座面の幅:約242cm
  • 座面の長さ:約120cm(ボルスタークッションあり 約106cm)

※2.5P(幅162×奥行95)+カウチ(幅80×奥行155)で測定。

背クッションにボリュームがあるため、カウチの座面の長さは森のことばと比べると控えめ。とはいえ脚を伸ばして座るのに十分な長さです。このソファもソファ幅の選択肢が多いので、お部屋の大きさに合わせてご相談ください。また奥行きも2タイプから選べるのも大きな特徴です。


商品の概要

  • サイズ:
    ソファ W70/102/122/142/162/182/202×D85/95×H76 SH39
    カウチ W70/80/90/100/110/120×D145/155×H76 SH39
    オットマン W71/81/91/101/111/121×D62×H39
    (上記全アイテム SH34~43cmオーダー可)
  • 樹種:レッドオーク / ウォールナット / ホワイトオーク / ブラックチェリー / ハードメープル
  • 価格帯:ソファ 約13~54万円/カウチ 約18~45万円/スツール 約9~22万円

モーブル フォース Exごろ寝ソファ

モーブルのフォース Exごろ寝ソファは、座面を伸ばしても使えるソファベッドです。座面を伸ばすとセミダブルサイズになるため、ベッドに近い感覚で足を伸ばしてゴロゴロできます。子供と一緒にくつろげると子育て世代にも人気があります。

伸長時
  • 座面の幅:約195cm
  • 座面の長さ:約118cm(背クッションあり 約100cm)

※幅199測定


商品の概要

  • サイズ:W180.5/199×D94・133×H85.5 SH38
  • 樹種:オーク
  • 価格帯:約40万円

ナガノインテリア LC636・LC637

画像はLC636

贅沢な木フレームとボリューミーなクッションが魅力のLC636・LC637。両肘タイプのLC636は、オットマンと組み合わせて「座って足を投げ出す」くつろぎ方に、カウチタイプのLC637は「まっすぐ足を伸ばす」「横向きにゴロッとする」といったリラックス姿勢にしっかり応えてくれます。

  • 座面の幅:約164cm(アームクッションあり 約120cm)
  • 座面の長さ:約58cm

※2.5P(幅198)で測定。

しっかりとした肘付きソファですが、ボリューム感のあるアームクッションを組み合わせることでちょこっと横になり使うことができます。しっかり足を伸ばしたい、ゆったり横になりたい方にはカウチタイプのLC637がおすすめです。

両肘付きのLC636
片肘付き・カウチタイプのLC637


商品の概要

  • サイズ:
    LC636 W104/178/198/218×D89×H79 SH39 AH52
    LC637ソファ W154/182/202×D89×H79 SH39 AH52
    LC637カウチ W85/99/109×D145×H79 SH39 AH52
    (上記全アイテム SH37~41cmオーダー可)
  • 樹種:レッドオーク / ウォールナット / ホワイトオーク / ブラックチェリー / ハードメープル
  • 価格帯:LC636 約20~67万円/LC637ソファ 約28~62万円/LC637カウチ 約21~45万円

飛騨産業 静穏

画像はソファ+カウチ

飛騨産業の静穏は、カウチとソファを自由に組み合わせ、お部屋や自分に合ったくつろぎのレイアウトが組みやすいシステムソファです。長さが出せるため、足を伸ばしたり寝転ぶのはもちろん、斜めに腰掛けたりと体勢を変えながらリラックスしやすいのが特徴。状況や気分に合わせていろんな姿勢で使いたい方におすすめです。

  • 座面の幅:約219cm
  • 座面の長さ:約157cm

※ソファ(幅154)+カウチ(幅183)で測定。

L型に配置することで幅と長さ、どちらもゆったり使えます。そのほか、ソファ(カウチ)+スツールの組み合わせもおすすめです。スツールを横につなげて長さを出すことで、長身の方も安心して横になることができます。


商品の概要

  • サイズ:
    ソファ W110/154×D90×H66 SH40.5
    カウチ W183/205×D90×H66 SH40.5
    スツール W84×D65×H40.5
  • 価格帯:ソファ 約26~66万円/カウチ 約38~93万円/スツール 約12~26万円

後悔しないための“事前チェック”は、この3つだけ

後悔したくないなら、細かいスペックを見る前に、まずこの3つだけ確認してください。
これが揃えば、カウチでもオットマンでも大きく間違うことはありません。

① 動線が確保できるか(最低60cm)

ソファは置けるけど、人が通れない——
このパターンが一番の後悔につながります。
“置ける”ではなく“動ける”かで判断。


② 伸ばし方が部屋に合っているか

正面に伸ばすのか、横向きにくつろぐのか。
これは好みではなく、部屋の広さとテレビ位置で決まることが多い。
まず、どちらの姿勢が現実的かを見極める。


③ 家族構成と使い方に無理がないか

カウチは“特等席が一つ”という構造上、家族だと不満が出がち。逆にオットマンは家族・来客との相性が良い。
“誰がどう使うか”が、ソファの満足度を左右します。ご家族で使う場合は是非、みんなで家具店に行って座ってみましょう。

気になる方は気軽にご相談を

購入を考えている方や、相談したい方はお気軽に当店までご連絡ください。お電話やメールだけでなく、LINEでの問い合わせも可能です。具体的な商品のお見積りも可能です。

↑問合せ・ご相談・お見積りはコチラ↑

最後に

足を伸ばしてくつろげるソファは、座るだけの時間を「休まる時間」に変えてくれます。まっすぐ足を伸ばしたいのか、横向きにゴロッとしたいのか、カウチが合うのかオットマンが合うのか──ご自分のくつろぎ方に合わせて選ぶことが大切です。

今回の記事がぴったりの一台と出会うお手伝いになればうれしく思います。お悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

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