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新築時の家具の購入費用の相場や予算は?優先順位やタイミング

店長
店長

一生のうちで家具を買うタイミングはそんなに多くはありません。多くの人にとって、お引越しや新築、リフォームのときに考えるのではないでしょうか。この記事では新築時の家具買い替えの費用の相場や選ぶ際の優先順位やタイミングについて家具屋の視点から紹介します。

また私自身も最近、新築時に家具を購入しましたので、その経験も少しお話できればと思っています。

新築時に買うべき家具は?

以下は一般的に新築時に必要な家具をまとめてみました。これ以外にも小さなお子様がいればベビーチェアが必要など、生活や家族構成に合わせて一度考えてみましょう。

部屋新居で必要な家具造り付け注意すべきポイント
キッチン食器棚造り付けもおススメですが、既製品でも上置きのサイズや色をオーダーできるものもある。
ダイニングダイニングテーブル×家族の人数に合わせて大きさを選ぶ
ダイニング椅子×テーブルと合うものを選ぶ。デザイン性や機能など種類が多い。
リビングソファ×サイズだけでなく、リビングでの過ごし方を検討する。置く位置によっては背面のデザインも気にする。
リビングテレビ台壁掛けテレビの場合は必要な収納内容を確認。搬入経路の確認は必須。
リビングソファテーブル×リビングでの過ごし方次第で大きさを考える。
寝室ベッド×サイズを検討。実際に専門店で寝て、寝心地は試す。
収納部屋など棚/収納ボックス造り付けもおススメですが。暮らしながら必要なものを買い足したり、ボックスなどで対応も可能。
玄関下駄箱新築ではれば造り付けがおすすめ。
各部屋カーテン/レール×窓ごとにカーテンが必要な個所を事前に確認。
子供部屋デスク×デスクが不要なケースもあるので、子供と相談して、必要なタイミングを見極める。

買うべき家具をリストアップ

まずは新築時に買うべき家具をリストアップするのが大切です。工務店やハウスメーカーによっては造り付けをおすすめされるケースもありますので、造り付けで作るもの、別で買うものもしっかり整理しておきましょう。

家族が増えることなども想定して、サイズや数なども考えておくといいでしょう。

造り付けがおすすめの家具

新築時の家具で考えるのが造り付け家具(その部屋専用の家具を作ってもらい、壁に直接取り付けるもの)。生活導線にあるシンプルな収納家具は造り付けをおすすめします。

例えば私自身で言えば、下駄箱、クローゼットは造り付けで棚(棚板のみ)を付けてもらいました。テレビボードもあまり収納がいらなかったため、造り付けでお願いしました。ソファは造り付けも検討しましたが、既製品にしました。デザイン性の高いものは造り付けよりも、既製品の方が安価になる場合が多いですので、両方検討が必要です。

新築時の家具の購入相場

住宅金融支援機構の調査によると、新築時に「耐久消費財」へ使われた金額は平均152.8万円だそうです。その中で家具へ使われた金額だけで、平均すると80-100万円前後になると言われています。

必要な家具ごとに平均的な家具の相場を書いてみました。当店は町の家具屋として、比較的安価なものから、高級家具と言われる国産家具まで幅広く扱ってますので3つの価格帯で紹介します。

家具の品目平均相場安価な家具国産家具
食器棚14万10万20万
ダイニングテーブル6万4万20万
椅子 4脚8万4万20万
ソファ 3人掛け8万6万24万
ソファテーブル4万2万8万
ベッドフレーム 2台8万6万15万
マットレス 2台8万6万25万
テレビ台8万4万20万
カーテン 全部屋15万10万20万
学習机セット8万5万20万
合計87万57万192万

安い家具と高い家具の違い

上記の表のように平均では87万ですが、安価な家具は57万、国産家具だと200万弱と、100万円以上違いがあります。国産家具も価格帯の幅があるので、もっと高いものもありますが、一つの目安として参考にしてください。

安い家具と高い家具の違いは大きく3つあります。

  1. 素材と品質: 高価な家具はテーブルなら無垢材を使ったり、ソファの生地や中材も高品質なものを使っています。安価な家具は原材料費を抑えるために無垢材ではなく、突板やシート張の材を使っていることがあります。高級な素材は嗜好性だけに影響する場合と生地の強さや耐用年数など品質にも影響する場合があります。最終的な加工や仕上げでも品質に差がでるため、使い方によっては耐用年数に大きな差が出ます。
  2. デザインと仕上げ: 高価な家具は、デザインや仕上げにおいても優れています。デザイン性や細部へのこだわり、手作りの特徴などがあります。一方、安価な家具は一般的にシンプルで機能的なデザインが多く、仕上げやディテールにはあまりこだわりが見られないことがあります。
  3. 快適さと機能性: 高価な家具は、快適さや機能性にも優れています。快適な座り心地や寝心地、使いやすさなど、高い価格を支払った分だけ快適性が高くなることがあります。一方、安価な家具は機能的ではあるものの、寝心地や扉の開閉、手触りなどの快適さや機能性においては優れた製品と比べると劣ることがあります。

これらのポイントからもわかるように、安い家具と高い家具には素材や品質、デザイン、快適さなどの面で明確な違いがあります。予算やライフスタイルに合わせてご検討ください。高価格帯の例として国産家具を例にしましたが、輸入家具でも高品質で、高価格帯のものもあります。家族で話し合って、納得できる妥協点を見つけるのが大切です。

オーダー家具と既製品 安いのは?

新築時に悩むのが造り付け(オーダー)家具と既製品です。デザインや機能性によって違いもありますが、値段については、一般的には既製品の方が安いです。その家に合わせて採寸し、設計して作るよりも、既製品の方が安くすむことが多いです。

棚板を付けるだけの収納であれば造り付けの方が安い場合もありますが、ソファや食器棚、ベッドなどは同等品であれば既製品の方が安いです。

予算内での家具選びの優先順位について

予算が無限にあれば悩むことはないのですが、やはり限られた予算の中で家具を選ぶ必要があります。そんなときに優先すべきポイントについて説明します。

優先したい家での暮らし方、家具の使い方を考える

暮らしの中で大切にすることは人それぞれです。優先順位を決め、どこにお金をかけ、どこに妥協するのか考えましょう。

・とにかくリビングでゆっくりソファに座りたい。絶対にカウチソファがいい。
・ダイニングでの家族団らんや来客との時間を大事にしたい
・眠りにはこだわりたい
・仕事で使う椅子にはお金を掛けたい
・好きなブランドの家具を少しずつでも買いそろえたい
・〇〇みたいな部屋にしたい

買い替えが必要な家具をリストアップする

費用を抑える一番の方法は今使っている家具をそのまま使うことです。新築のタイミングで買い替える家具をリストアップしましょう。

例えば、寝室のベッドはひとまず同じものを使う、しばらくは布団で生活しよう。子供が小さいうちはソファが汚れやすいから今のものを使おう。来客はあまりないから、ダイニングは今あるものを使おう、など暮らしと予算に合わせて妥協点を探していきます。

予算以外の観点でも、実際に暮らしてみないと何が合うか、どんな暮らしがしたいか分からないケースもあります。実際、私もソファは新築後に落ち着いてから買い替えを検討しました。

新築時に家具を買うタイミングとメリット・デメリット

新築時に家具を買うタイミングとそれぞれのメリット・デメリットを以下の3つの項目でまとめます。

設計段階でオーダー家具を注文する:

オーダー家具を買う場合は必ず設計段階から工務店などに相談しておく必要があります。家具の取り付けは内装工事の後半なので、最後の方ですが設計の当初段階から相談することをおすすめします。何よりもメリットはお部屋にフィットした家具が配置できることです。お金の工面も含めて、早めに検討しておく必要があります。

  • メリット:
    • 家具を建築プロセスに組み込むことで、お部屋にフィットした家具の設計が可能
    • 完成後、家具の取り付けが迅速に行われるため、引っ越し後の手間が減ります。
  • デメリット:
    • オーダーメイドの家具は通常、高価であるため、予算が大幅に増加する可能性があります。
    • 完成後のサイズ変更や移動が難しい
    • 設計の初期段階で方針を決めておく必要があるので、早目の検討が必要。

建築中に購入準備を進める:

新居には新しい家具で生活したいと考える方は多くいらっしゃいます。既製品の家具であっても購入からお届けまで時間をよする場合がありますので、建築中(完成の3ヶ月前くらい)から準備をするのをおすすめします。既製品の家具であっても工務店さんや家具店に相談すればレイアウトなどアドバイスがきっともらえます。

  • メリット:
    • 建築プロセス中に家具の選択や購入を進めることで、完成後に直ちに家具を配置できます。
    • 建築プロセスに合わせて、間取りやサイズを検討しやすくなります。
  • デメリット:
    • 完成前に部屋の実際のサイズや使用イメージが完全には分からないので、家具の選択が難しい場合があります。
    • 建築中に予算を確保する必要があり、追加の費用がかかる可能性があります。

住宅の完成後に購入する:

まずは家を完成してから、家具を探すというのもおすすめです。予算的にも、時間的にも余裕がない場合はゆっくり納得できる家具を探しましょう。

  • メリット:
    • 完成後の空間や配置を見ながら、ゆっくり家具を選択できます。
    • 完成後に必要な家具だけを購入することができ、予算をコントロールしやすくなります。
  • デメリット:
    • 完成後に家具を配置するまでの間、空間が空っぽである可能性があります。
    • 既存の家具の移動や買い替え時の廃棄などの手間が余分にかかる
    • 家具の買い替えのタイミングを逃すと、ずるずると同じ家具を使ってします。

一般的な既製品の家具の納期は?

既製品の家具は家具店に在庫があれば、配達の準備ができ次第お届けが可能です。早ければ翌日や翌週にはお届けが可能です。また家具店に在庫が無くてもメーカーに在庫があれば1-2週間でのお届けが可能です。

ただ、国産家具などこだわりの家具の場合は受注生産のケースが多く、メーカーによっては1ヵ月~3ヶ月。当店が扱う宮崎椅子製作所ですが、最長6ヶ月程度掛かる場合がありますので、早めに家具の検討をおすすめします。

家具店ので取り置きは可能か?

早く家具を選らんだ場合や家の完成が遅れた場合に家具の保管場所を心配されるお客様がいらっしゃいます。一般的には期間にもよりますが、家具店の倉庫での取り置きは可能です。当店でしたら、半年程度であれば無償で保管をさせて頂きます。

新築時に家具を買う際のよくある悩みや質問

新築時に家具を買うべきかどうか迷っていますが、何かアドバイスはありますか?
新築時に家具を揃えるかどうかは個々の状況によりますが、一般的には新築の家具選びをお勧めします。新しい家には新しい家具がぴったりですし、間取りやデザインに合った家具を選ぶことで、空間がより魅力的になります。また、新築時に家具を一気に購入することで、コーディネートがしやすくなります。
お部屋の間取りから家具の配置やサイズなどアドバイスがもらえますか?
はい、もちろんです。お部屋の平面図やご予算や好みのテイストなど教えて頂ければご提案させて頂きます。
新居の完成まで家具の保管をお願いできますか?
はい、もちろんです。最大6ヶ月程度であれば無償で保管します。海外工場で作られる家具は廃盤になることもありますし、セール時などお得なタイミングでの購入をおすすめします。
新築時に家具を一気に揃えるメリットはありますか?
はい、あります。新築時に家具を一気に揃えることで、間取りやインテリアに合った家具を統一的に選ぶことができます。これにより、統一感のある空間を作ることができ、インテリアコーディネートがスムーズになります。また、一気に購入することで、家具をまとめて購入することによる割引や特典を受けられる場合もあります。
家具を一気に買うのは費用が心配ですが、支払い方法はありますか?
はい、支払い方法として一括払いだけでなく、カードでの分割払いやローンの利用も可能です。
家具を買う場所にはどこがお勧めですか?専門店以外にも選択肢はありますか?
専門店はもちろんのこと、ホームセンターやインターネットショッピングなど、さまざまな選択肢があります。ただし、家具の品質やサービス、アフターケアなどを考えると、専門店での購入が安心です。専門店では、豊富な品揃えや専門知識を持ったスタッフによるサポートを受けることができます。また実際に座ったり、触ったりすることを強くおすすめします。
家具を買う際、何をまず買うべきですか?
家具をまず買う際には、基本的な家具から揃えることがお勧めです。例えば、ベッドやソファ、ダイニングテーブルなど、日常生活に欠かせない家具から優先して揃えると良いでしょう。基本的な家具が揃った後は、部屋の用途や好みに合わせて追加の家具を検討することができます。
床の色と家具の色は合わせた方がいいですか?
色味を合わせればコーディネートはしやすいですが、違う色でも家具や壁紙などのバランスを整えれば合います。床よりも家具の方が色味が濃い方がコーディネートはしやすいです。是非お気軽にご相談ください。

最後に

いかがでしょうか。新築時は家具を買う、買い替える大きなタイミングです。気になることがある方は是非お気軽にご相談ください。

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