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ホワイトオーク vs レッドオーク|色・価格の違いと選び方を専門店が解説

店長
店長

「ホワイトオークとレッドオーク、どちらにしますか?」と聞かれて迷う方はとても多いです。名前も見た目もよく似た2つですが、価格・選べるメーカー・コーディネートのしやすさに違いがあります。60年以上国産家具を扱ってきた専門店として、正直にお伝えします。

ホワイトオークとレッドオーク、何が違うのか

植物学的にはホワイトオーク・レッドオーク・ナラはどれもブナ科コナラ属の広葉樹で、ほぼ同じ仲間です。家具材としてもどれも丈夫で加工性が高く、国産高級家具によく使われる優良な材です。

実際に使う上での違いは主に3つ、色・木目価格、そして選べるメーカー・シリーズです。

色・木目の違い

ホワイトオークは淡い黄白色〜黄褐色。明るく上品な印象で、北欧スタイルやナチュラルインテリアとよく合います。レッドオークはほんのり赤みがかった色で、木目がよりはっきりして力強い印象があります。

ただし「レッドオーク=赤い」というイメージを持つ方が多いのですが、実際はそこまで赤くありません。下の写真を見ていただくのが一番わかりやすいです。

宮崎椅子製作所の樹種サンプル比較

↑宮崎椅子製作所の樹種サンプルです。ウォールナットは明確に異なりますが、ナラ・レッドオーク・ブナは白木系で近い色味です。レッドオークはわずかに赤みがかっている程度です。

ナガノインテリアのレッドオーク(左)と宮崎椅子製作所のナラ(右)の比較

↑左がナガノインテリアのレッドオーク、右が宮崎椅子製作所のナラです。並べるとレッドオークのわずかな赤みがわかります。

経年変化の違い

どちらも使い込むほどに色が深まっていきます。ホワイトオークは黄みが増して飴色に近づいていき、レッドオークは赤みが強くなっていく傾向があります。10〜20年使うことを前提に選ぶなら、経年後の色味も頭に入れておくといいでしょう。

価格の違い

レッドオークはホワイトオークより流通量が多く、価格はおおむね15〜20%安くなります。実際の商品で確認してみましょう。

ナガノインテリアのDC343で比較

ナガノインテリアで人気のハーフアームチェア・DC343で比較します(生地ランク2で固定)。

ナガノインテリア DC343
レッドオーク37,000円(税抜)
ホワイトオーク46,000円(税抜)
差額9,000円(約20%)

宮崎椅子製作所のUNI-Masterで比較

デンマークのデザイナー、カイ・クリスチャンセンによる人気チェア・UNI-Masterで比較します(張り布Cランクで固定)。

宮崎椅子製作所 UNI-Master
レッドオーク93,500円(税込)
ナラ111,100円(税込)
差額17,600円(約16%)

椅子1脚でこれだけ差が出ます。ダイニングチェアを4脚そろえる場合、レッドオークを選ぶだけで3〜7万円ほど変わってくることになります。

メーカーによって「選べる樹種」は違う

実はここが一番重要なポイントです。そもそもホワイトオークとレッドオークの両方を選べるメーカーは限られています。検討しているメーカーによっては、どちらにするか迷う必要がないケースもあります。

宮崎椅子製作所の樹種バリエーション

飛騨産業|基本はホワイトオーク。安価な選択肢はブナ(ビーチ)

飛騨産業はホワイトオークが主力で、レッドオークを使用しているのは一部シリーズのみです。「飛騨産業でレッドオークにしようかな」と考えている方は、そもそも対応シリーズが限られるため注意が必要です。

飛騨産業で価格を抑えたい場合は、レッドオークではなくブナ(ビーチ)材という選択肢があります。ホワイトオークよりも安価で、飛騨産業らしい曲木加工とも相性がよい材です。木目が優しいのがビーチ材の特徴です。

ブナはホワイトオークよりやや白みが強く、軽やかな印象になります。

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浜本工芸|ホワイトオーク一択

ナラ材の家具メーカーとして知られる浜本工芸ですが、現在の主力はホワイトオークです。一部シリーズにレッドオークが使われているものもありますが、お客様が樹種を選ぶことはできません。浜本工芸を検討している場合は、ホワイトオーク前提で考えてください。

また近年、浜本工芸はフランス産のフレンチオークにも力を入れています。ホワイトオークと同じオーク系でありながら、ヨーロッパ産ならではの落ち着いた色合いが特徴です。

浜本工芸 フレンチオーク
浜本工芸が近年力を入れているフレンチオーク。ホワイトオーク同様、お客様が選べる樹種です。

ナガノインテリア・宮崎椅子製作所|両方選べる

ホワイトオークとレッドオークの両方を選べるのが、ナガノインテリアと宮崎椅子製作所です。予算や好みに応じて選択できるため、どちらにするかの悩みが最も多く出るのもこの2メーカーです。

ナガノインテリアのレッドオークソファ 店内展示
当店でも人気のナガノインテリアのソファはレッドオークで展示。

特にナガノインテリアはソファ、ダイニングテーブル、椅子と種類も多く、カスタマイズが自由にできるため一式全てナガノインテリアでそろえる方も多くいらっしゃいます。そうすると全体で10万円以上の価格差がでることもあります。

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イバタインテリア|オーク=すべてレッドオーク

イバタインテリアのオーク材はすべてレッドオークです。その分、価格帯が抑えられており、同等のデザインをより手頃に入手できます。イバタインテリアを検討している場合、樹種で迷う必要はありません。

イバタインテリア レッドオーク ダイニングセット

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結局、どちらを選べばいいのか

「好みで選んで大丈夫」というのが一般的な答えですが、それだけでは決めきれない方のために、専門店として正直にお伝えします。

ホワイトオークをおすすめする場合

  • 飛騨産業か浜本工芸を検討している(そもそも選択肢がホワイトオーク)
  • ナラ材に近い質感を求めている
  • 明るく上品な色合いで長く使いたい
  • 予算に余裕がある

レッドオークをおすすめする場合

  • 予算を抑えたい
  • オーク系の明るい雰囲気が好きで、ホワイトオークへの特別なこだわりがない
  • 着色塗装(濃茶・黒など)で仕上げる予定がある
  • イバタインテリアを検討している(自動的にレッドオーク)

樹種を混在させるのは避けてください

「テーブルはホワイトオーク、椅子だけ予算を抑えてレッドオークにしてもいいですか?」というご相談をよく受けます。答えはおすすめしません

単体で見るとわずかな赤みの違いでも、テーブルと椅子を並べると差が目立ちます。予算を節約したいのであれば、テーブルも椅子もすべてレッドオークで統一する方が、結果として満足度が高くなります。

レッドオークの「赤み」が気になる場合

全体をレッドオークで統一すれば、赤みはほとんど気になりません。それでも気になる場合は、着色塗装を選ぶ方法があります。

ナガノインテリアのレッドオーク着色塗装サンプル

ナガノインテリアではレッドオークにウレタン塗装で8色の着色が選べます。濃茶や黒など濃い色を選ぶ場合は木目がほぼ隠れるため、素材の赤みはまったく気になりません。むしろ濃い色の塗装を希望する場合は、高価なホワイトオークを選ぶ必要はないと当店ではお伝えしています。

よくある質問

Q. ホワイトオークとレッドオーク、耐久性に違いはありますか?

A. 家具として使う上ではほぼ差はありません。どちらも硬く丈夫な広葉樹で、日常使いで問題になることはありません。ホワイトオークの方がわずかに硬度が高いとされますが、体感できるほどの差ではありません。

Q. 床の色との合わせ方はどう考えればいいですか?

A. 床が明るいナチュラル系ならどちらも合います。床がダーク系(ウォールナット調など)の場合は、ウレタン塗装で濃い色にすると統一感が出やすいです。迷う場合はお気軽にご相談ください。

Q. レッドオークは安っぽく見えますか?

A. 見えません。レッドオークも国産高級家具に使われる立派な高級材です。価格差はあくまで流通量と希少性の違いによるもので、仕上がりの質感は十分に高いです。実際、イバタインテリアはオーク材をすべてレッドオークで展開しており、デザイン性の高い家具を多数ラインナップしています。

樹種選びで迷っている方は、メーカーや予算とあわせてお気軽にご相談ください。LINEでのチャット相談も承っています。

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