宮崎椅子製作所の人気チェア、No.42は座高が高めに設計されているので、脚カットのご相談が多い椅子です。この記事ではよく頂く質問や相談についてまとめてみました。
No.42の標準の座高と座面の角度は?
座面の高さ
No.42の標準の座高は46cm。日本の椅子は座高40~43cm程度のものが多いですが、No.42は北欧デザインのため高めに設定されています。
高さ72-74cm程度のテーブルに合わせてありますが、こちらもやはり北欧仕様。日本の標準的なテーブルの高さは70cmのため、組み合わせると高く感じられる場合も多いです。
座面の角度
No.42の座面は後ろに傾斜しており、角度が付いています。この角度が体を預けるようにくつろげるポイントでもありますが、身長が低めの方は脚が浮いてしまうことも。
脚カットオプションについて
「少し高い」「傾斜が気になる」という方におすすめなのが脚カット。背が低めの方(160cm未満)には特におすすめです。
当店でNo.42をご購入の方の半数程度は、脚カットも一緒にご注文されます。
前後均等にカットすることも可能ですが、宮崎椅子製作所は「前のみ」「前〇cm、後ろ△cm」のように細かくカット幅を指定することができます。
おススメのカット
当店でよくご注文いただく脚カットは以下の2種類が多いです。
- 前脚のみ2cmカット
- 前脚2cmカット 後脚1cmカット
後ろより前を長くカットすることで、傾斜が小さくなり脚が浮いた感じもなくなります。
身長160cmの当店のスタッフは前脚のみ2cmカットがとても座りやすいと感じました。前のみカットした場合、後ろはそのままでも体感として結構変わります。
全体的に低くしたい方は「前〇cm、後ろ△cm」というカットもおすすめです。このようなカットの場合、前脚を後ろ脚より1cm多くカットする方が多いです。
脚カットの費用は?(脚裏の加工について)
No.42の脚カットの方法は2種類あり、カット方法によって価格が変わります。
- 単純カット:3,300円(税込)
脚をカットし小さな面取りを行います。 - プロパー仕上げ(既成仕上げ同等カット):6,600円(税込)
脚カットなしと同様になるよう、足先に丸みを付けた加工を施します。
当店ではプロパー仕上げ(既成仕上げ同等カット)と単純カット、半々程度でご注文いただきます。
最後に、購入の際に気を付けて欲しいこと
長く使う椅子だからこそ、以下の点に気を付けて是非お選びください。
実際に座ってみる
使いやすい座面の高さは好みや身長によっても異なります。可能であれば実際に座ってみることをおすすめします。
気になる方は靴を脱いで座る
お店で座ったときはちょうどよく感じたけど、家で使ってみたら高く感じる…ということもあります。室内で使うものなので、気になる方は靴を脱ぎ実際に使う状態で座ってみるのもおすすめです。
座面の張地や脚のカットについてなど是非お気軽にご相談ください。