宮崎椅子製作所とは？

店長

四国の徳島にある宮崎椅子製作所。オリジナルデザインの木の椅子作りに特化したこのメーカーは高い技術に加え、世界中のデザイナーがデザインした美しく、座りやすい椅子が特徴です。

宮崎椅子製作所について

宮崎椅子製作所の歴史・特徴

宮崎椅子製作所は1969年に日本、四国の徳島で創業。地場産品である阿波鏡台で技術を培い、2000年から自社ブランドの椅子づくりを開始しました。

そのときにコンセプトにしたのが「日本で作る意味と価値のある椅子づくり」。宮崎椅子製作所でしか作れない椅子を開発し、日本人の職人が誇りをもって作ることを目指しており、職人とデザイナーが協力して、ワークショップ形式で商品開発をするのが特徴的です。技術とデザインが融合した製品は国内外で高い評価を得ており、日本をはじめ、海外でもデザイン賞を多数受賞しています。

会社概要

• 株式会社：宮崎椅子製作所
• 設立：1969年
• 資本金：1000万円
• 代表取締役社長：宮崎　勝弘
• 事業内容：木製椅子・ソファの製造
• 所在地：〒779-0223 徳島県鳴門市大麻町川崎710番地

家具作りのこだわり

宮崎椅子製作所さんのパンフレットには椅子作りにあたっての5つの宣言が記載されています。ここまで具体的で明快な宣言はなかなか見たことがありません。自信と商品作りへの誇りを感じます。

ショールーム

本社に工場併設のショールームがあります。ほぼすべての椅子が展示してあります。

〒779-0223 徳島県鳴門市大麻町川崎710番地
平日　9:00～12:00、13:00～17:00

ショールームは椅子だけということもあり、大きな展示スペースではないですが、ずらっと並んだ椅子を座り比べができます。

実際に行ってみました♪

仕入れるにあたって、実際に徳島の本社工場まで行ってきました。飛騨からだと約6時間のドライブ。宮崎社長に工場を案内して頂いたり、すべての椅子を座り比べたり、ものづくりの熱意を感じられた時間でした。

商品について

商品ラインナップとカタログ

カタログはメーカーサイトより閲覧、ダウンロードが可能です。

商品はカタログを見て頂くと一目瞭然なのですが、椅子を中心にしたラインナップです。椅子から派生したソファやテーブルもありますが、基本的には椅子のみに特化したメーカーだというのが良くわかります。

家具作りで一番難しい椅子に特化しているのは高い技術力の裏返しかもしれません。

評判・受賞歴

宮崎椅子製作所の椅子は国内はもちろん、海外からも非常に高い評価を頂いており、座り心地やデザインの評判が非常に高い椅子です。代表的な椅子の受賞歴をこちらで紹介します。

【グッドデザイン賞】
・2002年：ENNE
・2004年：R+R

・2005年：ORI、pepe

・2006年：kuku
・2007年：Bon
・2008年：sansa stool
・2009年：rib、UU chair

・2010年：GINA
・2014年：bo chair

・2015年：LUNA

【海外での受賞】

・2011年：iFアワード金賞 DC09

・2013年：アジアデザイン賞銀賞 DC10
・2018年：Aデザインアワード銅賞：bo chair

選べる樹種

宮崎椅子さんは樹種が非常に多いのが特徴です。

ウォールナット、オーク、ブナといった定番だけでなく、アッシュ、ケヤキ、ブラックチェリーまで取り扱っております。基本的にはどの椅子も各樹種対応しております。

塗装について

塗装は蜜蝋ワックスを基本としながら、オイル、ウレタン、ソープ仕上げと4種類から選ぶことが可能です。それぞれメリット・デメリットがありますので、気になる方はご相談ください。

納期や生産体制

2023年現在、納期は2カ月～3ヶ月程度です。受注生産とロット生産を並行しているため、タイミングによっては1ヵ月程度でお届けできる場合もございます。

国内だけでなく、ヨーロッパでも高い人気が出ており、生産がなかなか追い付いていないそうです。

価格帯

樹種や椅子のデザインによって大きく変わってきますが、概ね5万円～10万円前後くらいの価格帯です。

国産家具の中では比較的、中価格帯くらいの部類に入りますが、デザインと品質を考えるととてもコスオアが良い椅子だと思います。

当店でも宮崎椅子製作所さんの商品は取り扱っております。是非、お気軽にご相談ください。