
「マットレスにはこだわったのに、フレームは後回しにしてしまった」。接客していると、そんな声をよく耳にします。人目に付かない場所ですが、1日で一番長く過ごすのがベッドの上です。フレームは寝心地とは関係ないですが、やはり毎日目にするもの。せっかくならこだわりたいものです。
無垢材のベッドを探すと、まず気づくのが「選択肢の少なさ」です。ダイニングテーブルやソファと違い、ベッドフレームに本物の無垢材を使っているメーカーは国内でも数えるほどしかありません。だからこそ、どこで何を選ぶかで満足度が大きく変わります。
この記事では、当店が実際に取り扱い・販売してきた飛騨産業「月光」・常盤家具「クチュリエ」・ニッポネアの3メーカーを、専門店目線で比較します。「結局いくらなのか」「何年もつのか」「2台並べたときに木目はつながるのか」という、カタログを見ても分からない部分から先にお答えします。
国産の無垢材ベッド 3メーカー比較【2026年8月時点】
先に結論から。当店が取り扱う3メーカーの違いを、一覧にまとめました。
| 飛騨産業「月光」 | 常盤家具「クチュリエ」 | ニッポネア | |
|---|---|---|---|
| シングル価格 | 税込20万円前後〜 | 15万円前後〜 | 税込16〜17万円前後 |
| 樹種 | ウォールナット/オーク/ビーチ/杉 | ウォールナット/レッドオーク/ブラックチェリー | ウォールナット/オーク |
| すのこ | 杉材 | 桐材 | ユーカリ・ゴム材(黒塗装) |
| メーカー保証 | 10年 | 10年 | 1年 |
| 木目通し | ─ | ○(2台購入時 +1万円) | ○(シングル・セミダブルの2台購入時) |
| サイズ展開 | シングル〜クイーン(幅160cm) | シングル〜キング(幅199cm)/ロングサイズ対応 | シングル〜キング(幅180cm) |
| デザインの選択肢 | 棚付きヘッドをオプションで選択可 | ヘッド付き/ヘッドレス/2枚ヘッド棚付きの3タイプ | TENSHO/BUNROKU/KEICHOの3デザイン |
| その他 | 畳ベッド・ウッドスプリング対応/グッドデザイン賞 | 当店イチ押し。素材に対するコスパが高い | 関家具の国産ブランド |
| 当店の店頭展示 | あり | あり | なし(カタログ・サンプル対応) |
ざっくりまとめると、予算とインテリアの統一感を重視するなら飛騨産業「月光」、素材に対するコストパフォーマンスとサイズの自由度なら常盤家具「クチュリエ」、デザインを3種類から選びたいならニッポネア、という住み分けになります。
なお、10年保証を公表しているのは飛騨産業と常盤家具の2社です。無垢材のベッドは10年20年と使う前提の買い物なので、ここは意外と大きな差になります。詳しくは後述の「無垢のベッドはきしむのか、何年もつのか」でお話しします。
おすすめの国産無垢材ベッド|3メーカーの特徴
1. 飛騨産業「月光(GEKKOU)」——グッドデザイン賞受賞。飛騨の技術が宿る一台
飛騨産業はダイニングやソファで有名ですが、ベッドフレームのラインナップはそれほど多くありません。そのなかで「月光」は、飛騨産業の技術とデザイン力が凝縮された数少ないベッドシリーズです。2018年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
特徴的なのはヘッドボードのデザイン。サイドテーブルと一体になった棚付きタイプをオプションで選べるほか、すのこには杉材を使用するなど細部にまでこだわりが感じられます。一般的なコイルマットレスだけでなく、畳ベッドやウッドスプリングにも対応しているのも実用的なポイントです。サイドテーブルも一体にしたときに天然木の存在感が一気に引き立ちます。
飛騨産業の他のシリーズ(SEOTOや森のことばなど)と木の素材感が統一されているので、リビングと寝室でブランドを揃えたい方には最も向いています。当店の店頭にも展示があるので、実際に見比べていただけます。
- サイズ:シングル〜クイーン(幅160cm)
- 樹種:ウォールナット・オーク・ビーチ・杉
- 価格:シングル 税込20万円前後〜(オーク、レギュラータイプ/2026年8月時点)
- すのこ:杉材
- 保証:10年


展示のフレームを見て、ひとめぼれ。ソファを買うつもりが、ベッドフレームまで買ってしまいました。節ありのオーク材の存在感と、サイドテーブルが付いたヘッドがとてもいいです。杉を使ったすのこもとても気に入っています。
2. 常盤家具「クチュリエ(COUTURIER)」——当店イチ押し。素材に対するコスパが最強
株式会社常盤家具(ブランド名:tokimuku FURNITURE)は、広島県尾道市に本社を置く無垢材家具のメーカーです。配送センターがあるのは広島県府中市——「府中家具」の産地。家具の製造卸・別注家具・OEM生産を手がけており、会社の設立は2018年と新しいメーカーです。
ブランドとしての歴史が浅いぶん、知名度はまだ高くありません。そして、それがそのまま価格の安さになっています。ブランド料が乗っていないぶん、同じ予算でワンランク上の無垢材が買える——当店がイチ押しにしている理由はここです。「毎日の暮らしの中で本物の無垢の魅力をもっと身近に」というコンセプトそのままの価格設定になっています。
ベッドフレーム「クチュリエ」は、ヘッド付き・ヘッドレス・2枚ヘッド棚付きの3タイプ。すのこには桐材を使用しており、強度と軽さと通気性を兼ね備えています。シングル2台購入の際は木目通しオプション(+1万円)が可能で、寝室全体が一段格上がりします。ロングサイズ(通常より12cm長い)にも対応しているので、背の高い方にも安心です。
そして見落とされがちですが、常盤家具は全製品10年保証です。知名度の低いメーカーで不安に思われる方もいますが、保証年数で言えば飛騨産業と同じ水準です。
- サイズ:シングル〜キング(幅199cm)/ロングサイズ(+12cm)対応
- 樹種:ウォールナット・レッドオーク・ブラックチェリー
- 価格:シングル 15万円前後〜(レッドオーク・ブラックチェリー/2026年8月時点)
- すのこ:桐すのこ
- 木目通し:2台購入時 +1万円
- 保証:10年(全製品)




色々なフレームを見ましたが、やはり無垢材の質感は全然違います。他のメーカーと比べるとまだ知名度が高くないこともあり、買いやすい価格帯だったのが助かりました。お店に置くより、実際に家に置いた時の存在感の高さはすごいです。毎日、寝室に行くのが楽しみになります。
3. ニッポネア(NIPPONAIRE)——シンプルに3デザイン。木目通しにも対応
福岡県大川市の家具メーカー・関家具が展開する国産ブランドです。日本の職人技とモダンなデザインを融合させ、「日本らしさを現代のライフスタイルに」というコンセプトを持っています。
ベッドフレームは総無垢材でシンプルに3デザイン展開。TENSHO・BUNROKU・KEICHOとそれぞれ個性があり、インテリアの好みに合わせて選べます。飛騨産業の月光よりも価格を抑えながら、無垢材の質感はしっかり楽しめます。
なお当店の店頭にニッポネアの展示はありません。カタログと樹種サンプルでのご案内になりますので、実物の質感を確かめてから決めたい方は、月光かクチュリエの展示で無垢材の雰囲気をつかんでいただくのが現実的です。この点は正直にお伝えしておきます。
- サイズ:シングル〜キング(幅180cm)
- 樹種:ウォールナット・オーク
- 価格:シングル 税込16〜17万円前後(2026年8月時点)
- すのこ:ユーカリ・ゴム材(黒塗装)
- 木目通し:シングル・セミダブルの2台購入時に対応
TENSHO(テンショウ)——すっきりシンプル
最もシンプルなデザイン。直線的でクセがなく、どんな寝室にも合わせやすい。3つのなかで最も無難に選べるのがこれです。迷ったらTENSHOで失敗はありません。


BUNROKU(ブンロク)——棚付きで使いやすい
ヘッドボードの上にスマホやメガネ、本などを置けるスペース付き。枕元にサイドテーブルを置くスペースがない寝室では、この一台で解決します。実用性と無垢材の質感を両立したい方に。


KEICHO(ケイチョウ)——斜めのヘッドで奥行き感
ヘッドボードを斜めにカットしたデザインで、正面から見たときに奥行き感のある表情になります。3つのなかで最も個性が出るデザインです。寝室にひとつ主役をつくりたい方に。


常盤家具とニッポネア、どちらを選ぶか
価格帯が近いこともあって、この2つで迷われる方がいちばん多いです。実際、先日ご成約いただいたお客様も最後までこの2社で迷われていました。判断軸を整理するとこうなります。
| こういう方は | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| デザインを選びたい | ニッポネア | TENSHO/BUNROKU/KEICHOの3種から選べる |
| ヘッドボードは不要・低くしたい | 常盤家具 | ヘッドレスタイプがある |
| 身長が高い/大きいサイズが欲しい | 常盤家具 | ロングサイズ(+12cm)とキング199cmに対応 |
| ブラックチェリーの経年変化を楽しみたい | 常盤家具 | ニッポネアはウォールナットとオークの2樹種 |
| 保証をはっきりさせておきたい | 常盤家具 | 全製品10年保証 |
| 実物を見てから決めたい | 常盤家具 | 当店に展示があります(ニッポネアは展示なし) |
どちらも国産家具としては品質が高いメーカーですので、最後は見た目の好みで決めて頂いても問題ないかと思います。
2台並べるなら「木目通し」|対応できるメーカーは国内でも数社
夫婦でベッドを2台並べて使う場合、木目がつながるように製作するオプションを「木目通し」と呼びます。1枚の板から2台分を取り、木目が自然につながるように木取りする——材料の調達から木取りまで自社でやっているメーカーにしかできない仕事で、国内でも対応できるのはごくわずかです。
当店が扱う3社のうち、対応しているのは常盤家具(2台購入時 +1万円)とニッポネア(シングル・セミダブルの2台購入時)の2社です。

木目通しが決め手になった、先日の納品事例

先日この記事をお読みになってお問い合わせをいただいたお客様も、常盤家具の「クチュリエ」と他社製品で最後まで迷われていました。決め手になったのが、この木目通しです。
「2台並べても1台の大きなベッドのように見える」というのは、写真で見るより実物のインパクトが大きいところです。+1万円というオプション料金以上の価値がある、と当店では思っています。
木目通しは樹種・サイズ・在庫の材料の状態によって仕上がりが変わるため、カタログには載っていない部分が多いオプションです。「うちの組み合わせでも対応できるか」は個別のご相談になりますので、▶LINEで木目通しについて相談するからお気軽にどうぞ。
無垢のベッドはきしむのか、何年もつのか
ベッドを買う直前でいちばん多いご質問がこれです。ネットで「ベッド きしみ」と検索すると対策記事が山ほど出てきますが、そのほとんどは安価な組立式ベッドを前提に書かれたものです。無垢材の重いフレームは、そもそも前提が違います。
きしみの原因は「無垢かどうか」ではなく構造
きしみ音が出る原因は、大きく3つです。
- すのこ(床板)がたわむ…薄い板を使っていると、数年で沈んで音の原因になります。ここが一番多い
- 接合部のゆるみ…組立式のボルト接合は、経年で必ず少しゆるみます。年に一度の増し締めで解決します
- 床の不陸(ふりく)…床がわずかに傾いていると、脚が浮いて音が出ます。フレームではなく床側の問題です
つまり、「無垢材だからきしむ」「無垢材だからきしまない」という関係はありません。見るべきは素材ではなく、すのこの厚みと接合の作り方です。
だから、すのこの品質を必ず確認する
ベッドを選ぶとき、どうしても見た目のヘッドボードに目が行きます。ですが長く使えるかどうかを決めているのは、隠れているすのこ(床板)のほうです。当店が扱う3社のすのこは、それぞれこうなっています。
| メーカー | すのこの材 | 特徴 |
|---|---|---|
| 飛騨産業「月光」 | 杉材 | 軽く、調湿性が高い。国産材が使われている点も飛騨産業らしい |
| 常盤家具「クチュリエ」 | 桐材 | 強度・軽さ・通気性のバランスが良い。桐たんすに使われる材 |
| ニッポネア | ユーカリ・ゴム材(黒塗装) | 硬く強度が高い。黒塗装でフレームの木目を邪魔しない |
展示をご覧いただく機会があれば、ぜひマットレスを持ち上げて、すのこを手で触って確かめてみてください。厚みと反りにくさは、触れば分かります。

「何年もつのか」への答えは、メーカー保証を見るのが早い
「無垢材は一生もの」とよく言われます。当店もそう思っていますが、それは主観です。もっと確かな指標があります。メーカーが何年保証を出しているか、です。
飛騨産業「月光」と常盤家具「クチュリエ」は、いずれも10年保証。作っている側が「10年は責任を持つ」と言い切っているということで、これは広告のコピーではなく約束です。安価な合板ベッドで10年保証を付けているメーカーは、まず見かけません。
実感としても、無垢材のベッドフレームは10年程度では買い替えの理由になりません。当店にご相談が来るのは「壊れたから」ではなく、「引っ越しでサイズが合わなくなった」「子どもが独立したので2台を1台にしたい」といった、暮らしのほうが変わったケースがほとんどです。傷や色の変化は、無垢材の場合ほとんどの方が「味」として受け入れられています。
失敗しない選び方|樹種・サイズ・搬入
① 樹種で雰囲気と予算が変わる
ベッドフレームの場合、樹種による機能的な差はほとんどありません。見た目と予算で選んで問題ありません。近年は木材自体が高騰しており、樹種による価格差が以前より大きくなっています。
- オーク(ナラ)材…明るく温かみのある色。硬くて耐久性が高い。国産家具では最もスタンダードな樹種
- ウォールナット材…深い茶褐色で高級感がある。使い込むほどに艶が増す。主要樹種のなかで最も高価
- ブラックチェリー材…淡いピンク系から経年で深い赤褐色に変化。色の変化を楽しみたい方に
- レッドオーク材…オークよりやや赤みがあり、コストパフォーマンスが高い
- ビーチ材…きめが細かく明るい色合い。飛騨産業が得意とする曲木にも使われる材
迷いやすいのがレッドオークとホワイトオークの違いと、ブラックチェリーの経年変化です。それぞれ詳しく解説した記事がありますので、あわせてご覧ください。
▶レッドオークとホワイトオークの違い|家具屋が実物で解説
▶ブラックチェリー材の経年変化と選び方

② サイズ——「ダブル=2人用」は誤解
「ダブル=2人用」と思っている方が非常に多いのですが、接客現場での実感としては、2人で使うならダブル(幅140cm)はかなり狭いです。1人あたり70cm——シングルベッドより27cm狭い計算になります。
2人で寝るなら、シングル2台を並べることをお勧めしています。寝返りが相手に伝わらない、片方だけマットレスの硬さを変えられる、将来分けて使える、というメリットが大きいためです。無垢材ベッドは重厚感がありますが分割できるので、搬入・模様替えの際にも安心です。そして2台にするなら、先ほどの木目通しが効いてきます。
| サイズ | 幅の目安 | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| シングル | 約97cm | 1人用の基本サイズ。2台並べて夫婦で使うのが当店でも人気 |
| セミダブル | 約120cm | ゆったり寝たい1人向け。体格のいい方や寝相の心配な方に |
| ダブル | 約140cm | 広めの1人用、または子供と一緒に使う場合に |
| クイーン | 約160cm | 2人でゆったり使えるサイズ。対応しているメーカーは限られる |
| キング | 約180〜199cm | 常盤家具(199cm)・ニッポネア(180cm)が対応 |
③ 身長が高い方へ|ロングサイズ(+12cm)という選択肢
一般的なベッドの長さは195cm前後で、身長180cmを超えると足元がぎりぎりになります。意外と知られていませんが、常盤家具「クチュリエ」は通常より12cm長いロングサイズに対応しています。
「今のベッドは足が出るので、丸まって寝ている」という方は、それだけで買い替える価値があります。ロングサイズは既製のマットレスの選択肢が限られるため、フレームとマットレスをセットで検討する必要があります。この組み合わせはカタログでは判断しづらいので、ご相談ください。
④ 畳ベッド・ウッドスプリングにも使えるか
「マットレスではなく畳を敷きたい」「布団で寝たいがベッドの高さは欲しい」というご要望も、実は少なくありません。飛騨産業「月光」は畳ベッド仕様とウッドスプリングに対応しています。
和室からベッドに切り替える方、これまで布団で寝てきた方にとっては、いきなりコイルマットレスに変えるより体になじみやすい選択肢です。ウッドスプリングは、板のしなりで体を支える構造で、通気性と底付き感のなさが特徴です。この2つに対応しているのは、当店の扱う3社では月光だけです。
⑤ 搬入・組立と納期——受注生産なので早めに
無垢材のベッドは、合板のものと比べてかなり重量があります。ただしいずれのメーカーも分解できる構造なので、階段や廊下が狭くても搬入できないケースはほとんどありません。全国配送・設置組立にも対応しています。
気をつけていただきたいのは納期のほうです。3社とも受注生産のため、1〜2ヶ月程度かかります。新築やリフォームのスケジュールに合わせる場合、引き渡し日から逆算して2ヶ月前には決めておくのが安全です。「引っ越しに間に合わなかった」というご相談が、毎年一定数あります。
そもそも「無垢材」とは?買う前に知っておきたいこと
ここまでで、どのメーカーを選ぶかは見えてきたかと思います。最後に、他店の商品と比較するときに知っておくと失敗しない基礎知識を2つだけ。
①「無垢材風」に注意——合板・シート張りとの違い
「天然木使用」「木製ベッド」と書いてあっても、木目模様をプリントしたシートを合板に貼っただけの商品が多く存在します。これらは本物の無垢材とは似て非なるもので、時間が経つと表面が剥がれてきます。購入前に「無垢材」なのか「突板(つきいた)」なのか「シート張り」なのかを必ず確認してください。

② 幅広の無垢材 vs 集成材——どちらが良い?
本物の無垢材にも、幅広い板を使ったものと、小さな木片を接着した「集成材」があります。
- 幅広無垢材…木目が自然につながり、存在感と高級感がある。ベッドに使える幅の広い材料の調達自体が難しいため、対応できるメーカーが限られる
- 集成材…小さな木片をつなぎ合わせるため木目のばらつきがあるが、反りや狂いが出にくく安定性が高い。コストも抑えられる
どちらが優れているというわけではありません。当店で扱う3社はすべて本物の無垢材を使っていますが、幅広材かどうかは価格帯に影響します。そして先ほどの木目通しは、幅広の材を自社で木取りできるメーカーだからこそできる仕事です。

無垢材ベッドでよくある質問
- 無垢材ベッドで後悔したという声はありますか?
- よく聞くのは「重くて動かしにくい」「傷がついた」「価格が高かった」の3点です。重さは設置場所を最初にしっかり決めておくことで対処できます。傷については「経年変化の一部」と捉えられる方に向いている素材です。価格については、合板製の安価なフレームと比べると高いですが、飛騨産業と常盤家具は10年保証。長く使うことを前提にするとコスパは決して悪くありません。逆に「思ったより存在感があって寝室が格上がりした」「毎日寝室に入るのが楽しみになった」という声が圧倒的に多いです。
- 無垢材のベッドはきしみますか?
- 「無垢材だからきしむ/きしまない」という関係はありません。きしみの原因は、すのこ(床板)のたわみ・接合部のゆるみ・床の傾きの3つがほとんどです。当店が扱う3社はいずれもすのこがしっかりしており、きしみのご相談はほぼありません。もし音が出た場合も、年に一度ボルトを増し締めしていただければ多くは解消します。
- 保証は何年ありますか?
- 飛騨産業「月光」と常盤家具「クチュリエ」はいずれも10年保証です。保証の対象範囲や条件はメーカーごとに異なりますので、詳しくはお問い合わせください。安価な合板ベッドで10年保証を付けているメーカーはほとんどなく、無垢材ベッドの耐久性を示す一つの目安になります。
- 配送や設置のサービスは利用できますか?
- はい、全国配送に対応しており、設置・組立サービスもご利用いただけます。無垢材のベッドフレームは分解できる構造のため、遠方のお客様でも安心してご注文いただけます。設置料は地域や商品のサイズによって異なりますので、詳細はお問合せください。
- 無垢材のベッドはお手入れが大変ですか?
- いいえ、基本的なお手入れは乾拭きと定期的な換気だけで十分です。ダイニングテーブルや椅子と違い、汚れることが少ないため手間はほとんどかかりません。オイル仕上げの場合は年に1回ほど専用オイルを塗ると木の風合いが長持ちします。
- どんなマットレスを合わせればいいですか?
- ベッドの規格は共通ですので、サイズ的にはどのメーカーのマットレスでも合います。無垢材ベッドはすのこ構造で通気性が高いため、ウレタン・ポケットコイル・ウッドスプリングなどさまざまなマットレスと相性が良いです。ただし常盤家具のロングサイズ(+12cm)は既製マットレスの選択肢が限られるため、フレームとセットで検討が必要です。マットレス選びも含めてご相談いただければ、ご希望の寝心地に合わせてご提案します。
- 納期はどれくらいかかりますか?
- 3社とも受注生産のため、1〜2ヶ月程度かかります。新築・リフォームのスケジュールに合わせる場合は、引き渡し日から逆算して2ヶ月前にはお決めいただくのが安全です。お早めにご相談ください。
- 店頭で実物を見られますか?
- 飛騨産業「月光」と常盤家具「クチュリエ」の展示をご用意しています。ニッポネアは展示がなく、カタログと樹種サンプルでのご案内となります。また、すべてのサイズ・樹種・仕様が展示されているわけではありませんので、お目当ての仕様がある場合は事前にお電話またはLINEでご確認いただくとスムーズです。
マットレスとの組み合わせ、ロングサイズの可否、木目通しの仕上がり——このあたりは商品ごとに条件が違うため、カタログでは答えが出ません。「この樹種でこのサイズは作れるか」といった具体的なご質問こそ、▶LINEでのご相談が早いです。写真を送っていただければ、寝室のサイズ感からもご提案できます。
関連記事
▶ベッド・マットレスメーカーの売上ランキングと格付け
▶レッドオークとホワイトオークの違い
▶ブラックチェリー材の経年変化と選び方
▶人気の国産家具メーカーランキング
▶人気の国産・高級ソファランキング
▶家具屋が選ぶ人気の国産ダイニングテーブル
▶国産家具の納品事例





