「いつかは一枚板のような無垢のテーブルを…」――そんな憧れを抱く方にこそ試してほしいのが、浜本工芸のダイニングテーブル No.4900。
フランス東部・フォンテーヌブローの森で育った幅広フレンチオークを贅沢に使用し、重厚感と上質な木目を両立。創業以来ナラ材(オーク系の原材料)にこだわり続ける浜本工芸だからこその本気のオークテーブルです。
浜本工芸がオークにこだわるワケ
昭和27年、広島で創業して以来 “ナラ一筋” を貫いてきた浜本工芸。しかしここ数年、良質な国産ナラの確保が難しくなるという壁に直面しました。そこで着目したのが、フランス・フォンテーヌブロー産のフレンチオーク。樹齢百年超の幅広材を厳選すれば、ナラと同等の強度と美しい木目を保ちながら安定供給が可能だ――そう判断したのです。
浜本工芸が選び続けるナラ・オーク材は、ただ“硬いから”“高級だから”という理由だけではありません。オークは長い年月をかけて育つため、年輪がぎゅっと詰まり、密度の高い材質になります。その結果、家具になったときに現れる木目は深く繊細。しかも使い込むほど艶が増し、時間をかけて飴色へと熟成していきます。浜本工芸は、この“育つ家具”というロマンに魅せられ、創業当初からナラ材を中心に家具づくりを続けてきました。

No.4900は、その挑戦の象徴ともいえるモデル。ナラ一筋のメーカーが “本気” で選び抜いたフレンチオークを33 mm厚で贅沢に仕立てた天板は、初めて目にした瞬間に「これぞ浜本の矜持だ」と感じさせる説得力があります。オークの新境地を切り開きながらも、創業時から続く “丈夫で長く愛される家具” という理念は一切ぶれない――それこそが、浜本工芸がオークにこだわる真の理由です。
No.4900の注目ポイント
33 mmもの厚みを持つ天板は、まるで大木の年輪をそのまま切り出したかのような迫力です。フレンチオークの幅広材を3枚だけで接いでいるため、木目が途切れず、視線がすーっと流れる一体感が楽しめます。
その天板には浜本工芸の技術の粋を集めたUV塗装が施され、見た目の質感を損なわずに傷や汚れ、熱から守ってくれるのも嬉しいところ。
“木を接ぐ”とは?
テーブルの天板は、大きな一枚板をそのまま使うか、複数の板を接(は)ぎ合わせて作ります。伐採できる木の幅や乾燥のしやすさ、反り止めのための安定性を考えると、国産メーカーでは幅15〜20 cmほどの板を7〜8枚接ぐのが一般的。5枚で仕上げれば十分に“贅沢仕様”といわれる世界です。それをNo.4900は、約30 cm幅のフレンチオークをわずか3枚だけで接ぎ、しかも33 mm厚という重厚さを実現。板の枚数が少ないほど木目の流れに途切れがなく、一体感のあるダイナミックな表情を楽しめる――この違いが“木を接ぐ”工程で生まれる価値なのです。

天然木らしさを丸ごと味わう──“節”が語る一点物の表情
No.4900の天板は、フレンチオークが持つ**節(ふし)や虎斑(とらふ)**をあえて残した仕立て。節は木が枝を伸ばした名残であり、木がたくましく成長した証そのものです。人工的に埋めたり隠したりせず、そのまま生かすことで“木が生きてきた時間”をダイニングに持ち込みます。

さらに、耳付き(木の外周部)を活かした縁のラインは、製材所から届いた丸太の輪郭をほぼそのまま反映。スッと直線に揃えたテーブルでは味わえない、有機的なリズムとぬくもりが生まれます。
節や虎斑、経年で深まる色艶──同じ材でも2つとして同じ表情にならないのが無垢フレンチオークの魅力。No.4900はその唯一無二の個性を“欠点”ではなく“物語”として捉え、リビングの中心に据えることで使い手の暮らしとともに成長するテーブルへと昇華させています。
サイズと価格の目安
幅は 150 cm から 240 cm まで 6 サイズ。奥行は 90〜100 cm、高さは 70 cm が基準です。ご家庭の人数やダイニングスペースに合わせて、以下のサイズをご検討ください。
幅 × 奥行 × 高さ | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|
W150 × D80〜90 × H70 cm | 242,000円 | 標準的な4人掛け |
W165 × D95 × H70 cm | 264,000円 | ゆったり4人/来客時5〜6人 |
W180 × D95 × H70 cm | 297,000円 | 6人でも余裕 |
W200 × D100 × H70 cm | 319,000円 | 大テーブル派に人気 |
W220 × D100 × H70 cm | 341,000円 | ホームパーティー向け |
W240 × D100 × H70 cm | 363,000円 | 圧巻の存在感、大家族にも |
※奥行は耳付きの形状により若干前後します。脚部は外寄り/内寄りで取り付け位置を選べるため、チェアやベンチの配置に合わせて脚間を調整できます。
無垢フレンチオークと暮らす3つのメリット
空間が“本物”で格上げされる
自然が描いた木目は光を柔らかく反射し、季節や時間帯によって表情を変えます。何気ない朝食の風景も、天然木の圧倒的な存在感でぐっと引き締まります。家具店で見る以上に、家に置いた時の存在感はすごいです。

毎日の手入れがラク――UV塗装の頼もしさ
天板は UV 塗装仕上げ。水拭きや中性洗剤でさっと汚れを落とせ、熱や傷にも強いのでランチョンマットを敷く手間も最小限。再塗装のハードルは高いものの、そもそも塗膜が丈夫なので長年にわたり張り替え不要で使える“メンテナンスフリー”に近い仕上がりです。うちの実家でも長年、浜本のダイニングテーブルを使用してますが、間違いのない品質の高さです。
家族の思い出を刻める
小さなキズやシミも無垢材ならではの味わい。節や虎斑が見せる唯一無二の表情とともに、家族の歴史が天板に重なっていきます。“買い替え”ではなく一生ものを“育てる”楽しみを味わえるのが、無垢フレンチオークの大きな魅力です。経年変化を楽しみながら、長くおつきいただけます。
スタッフのひとこと
オーク系のテーブルを探している人は、是非見てほしいのがこのテーブルです。家具選びは“暮らしへの投資”だと考えています。No.4900は手に触れた瞬間に『これだ』と感じる重厚さがありつつ、脚間調整やサイズ展開で暮らしに合わせやすい。家族の時間をゆっくり育てたい方には、本当におすすめです!
またこのテーブルにはシリーズのベンチも強くお勧めします。
浜本工芸の当店特別SALE開催中
当店でも展示しているNo.4900シリーズ。当店では特別価格でのSALEを開催します。ご相談やお見積りなどお気軽にお問い合わせください。

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最後に
フレンチオークの幅広板と33 mm厚の迫力、UV塗装で日常使いの強さを備え、脚間調節でレイアウトも自由自在――No.4900は“ずっと使い続けられる無垢テーブル”を探す方にこそ試してほしい一台です。浜本工芸のこだわりと木への愛情が詰まったこのテーブルで、ぜひ『育つ家具』の喜びを味わってください。
※価格は2025年7月現在のものです。変更となる場合がございます。